- Amazon.co.jp ・マンガ (222ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592212379
作品紹介・あらすじ
ハレー彗星が接近する中、亡くなった「偉人たちの脳」ばかりが何者かによって奪われる奇妙な事件が発生。薪と青木が捜査を進める過程で、明らかになった衝撃の真実とは…? 人間の命は蝉のように短い──。「冬蝉」編収録、大ヒットミステリーコミック最新刊。
2018年7月刊。
感想・レビュー・書評
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ハレー彗星の接近。
公に故人の脳を見ることへの是非。
薪さんは、いろんなモノを背負いすぎる。 -
恩師が絡み、非情とも思える判断をしなければならず、恩師には理解してもらえず…。恩師としても理解できたとしても納得はできないだろう。
青木は本当にいい癒しだわ。
そして、鈴木とのこのエピソードはどう繋がってるんだろう。昔の話につながってる? -
MRI捜査の根幹に関わる考え方…なぜ犯罪捜査なら許されるのか、いずれ出てくる疑問だった。
青木君も、薪さんも、そして他の捜査員たちも、悩みながら進んでいるのだろう。 -
もうね。
いつもながらに、絵の美しさに息を飲み、取り扱われる倫理問題の重さに、ぐぐっとなる作品。
彼のもろさと強さと。
象徴的です。
今回は、一冊完結で、ちょっと設定に「ん?」と思うようなアラがなくもなかったですが、
特に今シリーズになってからの練りに練られた重い作品ではなくて。
静かで、だけど、ずーんとくる、やっぱりファンを満足させてくれる作品でした。 -
他人の記憶を暴く是非、第九のシステムと運用する人間の根幹に関わる話だった。
物語と関係ないしそんな単純な話ではないけどドナーカードみたいに生前に脳の閲覧を許可するか拒否するか自分の意思を申請できればいいのにて思ってしまった。 -
相変わらず美しい。