- Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592215967
作品紹介・あらすじ
グルメフェスの打ち上げ翌日、まいの親戚のお寺で、座禅体験の宣伝ポスター撮影が始まる! 前夜まいと隣の部屋だったため、睡眠不足の西野さんは、眠気や煩悩と闘う座禅に…!? そしてある日、父のせいで、まいと雪紘の携帯が水没…。ついにスマホデビュー!?
コメディ感UPの壁ごし&つつ抜けLOVE、第6巻!!
2017年9月刊。
感想・レビュー・書評
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今回も爆笑とニヤニヤで忙しかったです。人の繋がりって恐ろしい…
どちらかというとヒロインがいざという時押せ押せな感じですが、今回は彼氏の西野くんが少し頑張っていました。
プレゼントのエピソードも、ほっこり。実写映画もいいけれど、アニメで観てみたい!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
赤瓦先生に、初っ端から喧嘩を売る気はないんだが、この(6)の表紙はどうなんだ、と思った
いきなり、(6)から買う人はいないだろうけど、この表紙だけ見たら、まず、ピュアなラブコメだ、とは想定できないだろう
けど、これまで読んで来た人間からすると、表紙に違和感を覚えてしまった分、本編の甘さにパーフェクトノックアウトされるのは確実だ
この落差(?)はズルいっつーか、テクニシャンだなぁ、赤瓦先生
赤松健先生にしろ、赤坂アカ先生にしろ、赤がつく漫画家は、そういうギャップを使いこなせるのか?
まぁ、軽い冗談はさておき、この(6)もグッと来た
キュンキュンさせるだけでなく、「マジか~」と唖然状態に、読み手をさせるのも、この『兄友』の攻めてるトコ
端的に言うと、まいと西野さんの小指を繋ぐ、真っ赤な糸の強制力が、もはや、怖いくらい、親族とのニアピンを起こさせる
トントン拍子に進むからこそ面白い恋愛漫画にしろ、ここまで、家族と“偶然”に出会い、絆が当人らの知らないトコで深まるって凄い
そこに、ご都合主義やありきたりって感じさせないのは、やっぱ、まいと西野さんのラヴいオーラが、見ていて微笑ましい色をしているからだろう
私は、あまり、色の名前に詳しくないんだが、きっと、視える人が視たら、蕾紅梅じゃないかな
着実に、外堀が埋まっていく現状に戸惑いを隠せないながらも、お互いに「好き」を強くし、自分達なりのペースで恋人らしくなっていく二人は、ほんと、優しく応援したくなる。まぁ、時たま、じれったくて、西野さんのケツ肉を抓り上げたくなる事もあるっちゃある
この(6)の表紙を、ある意味、弁えずにジャックした秋に関しちゃ、ノーコメントを貫きたい
この巻の中でも、彼女はやらかしてばかりだ。懲りる、成長する、自重するってコトバは、秋の薄っぺらいか、虫食いだらけの辞書にはないらしい
ちょっとマトモになれれば、雪紘さんの魔手から逃れられるって分かってるはずなのに、自分の欲望を優先しちゃい、痛い目を見るってのは、どうしようもない
まぁ、読み手の失望を秋が一身に集めているからこそ、まいと西野さんのドラマにキラキラが生まれているってのも否定できない
彼女のドジがあってこそ、『兄友』なんだろう
そうなると、実写映画で秋の役を任される女優さんは、責任重大だな
個人的に、この(6)で、インパクト強ぇなぁ、と慄いてしまったのは、第31話だ。スマフォに買い替え、恋人の名前が最初に登録される、そんな一大イベントも最高だったが、それすら霞むほど、携帯ショップのお姉さんの心の闇は深すぎだ・・・・・・再登場してほしいなぁ
この台詞を引用に選んだのは、さすがに、同情してしまったので。これは、ちょい、日頃の行いが悪いからだろ、とも言えん。まぁ、あの雪紘様を笑わせただけでも、結構な偉業だろう、と励まそう・・・・・・救いにはならんだろうけど -
6巻になってもまいと壮太の恋人としての進展は非常にゆっくり。付き合ってから一年経つというのに名字呼びのままって逆に凄い
その反面、互いの両親と挨拶が終わっていることにより外堀が完全に埋まっている印象とのギャップも凄い
加賀樹の攻勢も落ち着いてしまい、人間関係に大きな変動もない現状は正直言って退屈ではあるんだけど、かといってほのぼのとした暖かい空気感が素晴らしい本作で唐突なシリアス展開を読みたいわけではないので、このままでも良いのかもしれない。でも、やっぱりもう少しメリハリ有る展開が欲しいような気がしないでもない
具体的には秋と雪絋でラブコメ展開とか始まりませんか? -
"「『どこかで毎日使う物』だったのよね〜〜!
遠距離の時期もあったからかしらね
プレゼント一つでのなるべく自分のことを思い出すように〜って!
真っ赤になって説明してたわ〜」"