- Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592220572
作品紹介・あらすじ
かくりよの里から戻って以来ソルの様子がおかしい。
ソルの殺意消失ゆえの生存ルートを期待して「私のこと嫌い?」と聞いたイアナだが、返ってきたのは激しく動揺する答えで…!?
イアナの気持ちが揺らぐ中、世の中も不穏に…。
神殿襲撃事件を受けて、民の心の拠り所となる聖者候補にコノハが選ばれてしまい…!?
恋も黒歴史も、危険が加速する第7巻!!
危険な黒歴史を、コノハの聖者フラグを、果たして回避できるのか!?
2021年11月刊
感想・レビュー・書評
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ヤトリもいいしシャノウも良くなって来てるし。
何よりも!!!ソルがイアナに傾いて来てるのいいな!!!!照れてる照れてる。
そして、ヨミが離れていきそうで怖い。
新キャラ、イザーク。側仕えイアナ。中々困難続きそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
冒頭からとんでもないサブエピソードが……!土壇場では意外な度胸を見せる事が多いイアナ、それはヤトリとの同衾における場面でも同様だったのだけど、流石に経験の違いが出たか。あれ、コノハが目撃しなかったらどこまで進んでしまったんだろう……
かくりよの里での一件、どうにかこうにかソルを誤魔化すことは出来たけど、誤魔化せたという事は真意が曖昧になったという事でも有り…
様子が可怪しいソルに対してあの手この手で本心を聞き出そうとするイアナとソルの遣り取りが面白い。「…私の事… …嫌い…?」という探りに対して「好きだと言ったらどうするのです」と返すのは意地悪が過ぎるね(笑) それでいながら、オチがあんなキョトン顔とか予想外にも程があるよ!
羞恥のあまり、またしても誤魔化しの言葉を駆使してしまったイアナ。その言葉は余計にソルを惑わせてしまったようで。これはこれでとんだ悪女ムーブですよ…
話は変わって、コノハが聖女認定を受ける展開が始まりますか。数々のフラグをへし折って回避した筈の未来。これは修正力によるものか、それとももっと別の力によるものか
どちらにせよイアナは何としてもコノハが聖女になる事態を回避しなければならないのだけど、その方法がこれまた意図せずに悪女らしい振る舞いに成ってしまうのはもはや運命的な部分もあるんだろうなぁ。本人は別に周囲から嫌われたいわけではない。けれど、コノハや物語世界の住民を守るためなら非道も選べるというだけ。そういった行動が余計にソルを惑わせてしまうのだろうなぁ…
それにしても新登場したイザークはどういう人物なんだろう?今のところは無害で心優しい青年といった印象だけど、佐藤コノハが書いた黒歴史に登場しない人物、更には異例とも言えるもう一人の聖者という時点で怪しいのだけどな…
イアナとしては飛びつき縋るしか無い人物。このままイザークが聖者になる未来が正しいのか、それとも物語通りにコノハが聖者になるべきなのか
そういった状況でイザークと仲を深めていくかと思いきや、ソルとの小冒険があったのは少し驚き。イアナもソルも相手が何を考えているか理解しきれているわけではない。それでも難事に対しては最高のコンビネーションを見せられるのだから意外なもの
まあ、32話で全てを持っていったのはイアナの度胸だった気がしないでもないけど。この人、平然と自分を全掛けしましたよ……