模型の町 (楽園コミックス)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 344
感想 : 14
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592712107

作品紹介・あらすじ

「楽園」からの8冊目のpanpanya作品集。
表題作含めた「模型の町」シリーズ四部作はじめ「ここはどこでしょうの旅」1〜5「登校の達人」「ブロック塀の境地」「夜ぼらけ」など読み手を事象の彼方へ誘う16篇。
日記も併収
2022年9月刊

感想・レビュー・書評

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  • タイトルと表紙の絵の雰囲気が気に入ったので、購入した漫画です。少し不思議な(SF)世界が広がっていて好きな一冊になりました。1話完結の短編集ですが、主人公は同一人物で変わりません。思考実験的な作品が多いのかなぁ。
    もう一冊購入したので、そちらも早速読み始めました。

  • ■模型の町(2022年10月)9冊目
    ここはどこでしょうの旅1
    登校の達人
    手遅れ
    ここはどこでしょうの旅2
    ブロック塀の境地
    ここはどこでしょうの旅3
    情け無漁
    解消
    ここはどこでしょうの旅4
    夜ぼらけ
    常軌
    許可3
    ここはどこでしょうの旅5
    模型の町へ
    模型の町で
    模型の町を
    模型の町
    模型の町
    付録・家の模型を作ろう

    痛恨! panpanyaさんの新刊を見過ごしていたなんて。
    「ここはどこでしょうの旅」連作、「模型の町」連作もいいが、大好きなのが「夜ぼらけ」。
    新海誠「すずめの戸締り」では椅子が全力疾走するが、本作では寝台が動く。
    というか動力を作って動かす。外に出る。
    停電の夜、あなたはベッドに入っていなさいとお母さんに言われたから、ベッドごと外に出るのだ。
    この夢想好き。

  • だいたい年に一冊出るpanpanyaの2022年の新刊。初期の尖った感覚はなくなってきているが、日常に対する観察眼の深さには磨きがかがっているように感じる。

  • 毎度のことだが、panpanyaさんの漫画を通してだけ、思い出すことができる情景みたいなものがあって、今回も普段目を掠っているだけのぼんやりした風景が、急に濃密で立体的なものとして脳に復元されて、しびれた。
    魚やかましくてかわいい。

  • 「違ってる」ことを確かめようがないのなら
    それは「完璧」とどう違うんだい

  • 『夜ぼらけ』が好き。停電の夜に、ベッドに乗ってパカポコ、暗い道をゆく。楽しそう〜

  • 非常に癖にささっているpanpanya

    突拍子もない設定なのに、
    自然と僕たちはその不思議な世界に入りこんでいける。

    「僕たちはどこから来たのか?」
    「今どこにいるのだろうか?」
    「ここは、本当に存在しているのだろうか?」

    取り止めもない不確かな疑問や空想を、
    街と生活に落とし込むような作風。

    合間合間のショートエッセイ的な日記も、
    どこか悲しげなのに笑える。

    もっと読みたいな。

  • 2023.5.28
    積読消化。

    パースペクティヴ!

  • 前述の通りでこちらは昨年末に出たいちばん新しい本

    いちばん古い本から9年ほど経ってるのに違和感なくてすごいわ(褒めてます
    連作の「ここはどこでしょう旅」は水どうっぽくて楽しそう(大変そうだけど

    さて2冊読んで気に入ったので残りの7冊を少しづつ買っていこうか

  • 今年も新刊を買えました。ここはどこでしょうの旅とかブロック塀の話はpanpanya さんの持ち味である「無駄知識」力がたくさん味わえてハッピー。

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著者プロフィール

漫画家。作品集『模型の町』『魚社会』(白泉社刊)ほか。ホームページ https://www.panpanya.com/

「2023年 『代わりに読む人1 創刊号 特集:矛盾』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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