俺の兄貴に手をだすな (白泉社花丸文庫 つ 2-6)

著者 :
  • 白泉社
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本棚登録 : 75
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592872061

作品紹介・あらすじ

わけあって母の元に戻ることになった天野悠理は、母の再婚先の高柳家に向かう途中、男たちにナンパされる。昔から女性に間違われてナンパされることが多かった悠理は、こういう時『三百万だしてくれたら』というのを断り文句にしていたが、しつこい男たちから助けてくれた美形の男に逆にポンと三百万渡される。おまけにキスつき!!しかもこの男が双子の弟の心理だったとは!?同じ屋根の下で暮らしたら、身も心も弟が独占!!?書きおろしを含む、ツインズラブコメディー。

感想・レビュー・書評

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  •  続き物シリーズの第1弾、です。

     物語はすっごく美人の天野悠里君(受)が道に迷ってしまうところから始まります。
     何せこの悠里君、道を歩いていたら女の子に間違えられた挙句ナンパされてしまう、という超☆可愛い顔の持ち主(おまけに無自覚)。
     でも、一応自分がナンパされやすいという自覚だけはあるので「三百万出してくれたら」と言ってナンパを追い払ってしまうのですが、あろうことか、その三百万を出してしまう男の人が現れる。
     本気じゃなかった悠里君はびっくりして逃げてしまいますが、途中で受取ったままにしてしまった三百万円を落としてしまううかつさ……。
     何で三百万のも大金を……と思ってしまいますが。
     でもまぁ、根が単純な悠里君は「どうせ合わないから……」と思っていたら、ところがどっこいその三百万を出した男は、両親の離婚で生き別れになっていた双子の弟、心理君(攻め)だったのです。

     オトコマエな上に学園にシンパまでいる心理君ですが、心理君は基本的に悠里君の話を聞かずに少々突っ走ってしまうところがあり、多大な勘違いをしてそのままコトに及んでしまうのでした。
     ってところまででこの巻は終わりでした。

     頭のいいはずの心理君が悠里君のことに対してだけ、とんでもなく勘違いなのが笑えます。そして、ちょっと悠里君には同情してしまいます。

  • 双子や兄弟好きなので、そこに惹かれて。弟の思考回路が謎なんですが……一体どうやったらそんな考えにたどり着くんだろう。

  • 月上さん

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