- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883128
感想・レビュー・書評
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とある高校での、高校野球のお話し。
山奥の野球部が甲子園に出場することに、なったりします。
また同時収録の「銀のロマンチック~」もお気に入りの一編。
こちらは4回転ジャンプにチャレンジする、ペアフィギュアのお話し。
どちらも多分にファンタジーなのですが、
「何かを楽しむとは?」なんて、共通の命題も見えてきます。
どこか達観したような雰囲気は相変わらずな感じで。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
久しぶりに読み返す。好きだなぁ、川原泉!!
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野球がちゃんと描かれていなくてどこか安心する。ちゃんと描かれる必要なんて実はどこにもない。
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友人が川原泉さんファンで貸してもらいました。
独特の世界観と文字の多さに最初は戸惑いましたが、気付いたらグイグイ引き込まれていました。展開は非常に漫画的で実際にはありえないんだけど、リアリティーがあるとかないとか、そういうことじゃないんだと。
そうだった、子供のころ読んでいた漫画ってこういう感じだった、となんだか懐かしくなるようなお話たちでした。 -
「楽しみながら、がんばる」って、言うのはたやすいけれど、実践するのは難しい…そんな悩みを抱えているあなたは、『甲子園の空に笑え!』と『銀のロマンティック…わはは』を読んで、ほのぼの、ほっこりしてみませんか?
後者は特に、「力を抜いた優しさ」の大切さを、文字通りロマンティックに教えてくれますよ。
大分県立芸術文化短期大学 :
美術科(美学・美術史) 教員 荻野哉 -
何だろう。…本当に何だろう、この本、この人。ウフフと笑えて、しんみりして、思わず涙がポロリ。
様々な書籍を読んできたけれど、川原教授の作品たちに匹敵するほど素敵なものは、なかなか見つからない。
凄い。素晴らしい。ウツクシイ。
今回の解説は、『後宮小説』の酒見賢一氏が担当する。 -
・甲子園の空に笑え!
・ゲートボール殺人事件
・銀のロマンティック…わはは
解説:酒見賢一
書き下ろし無し -
とにかく野球部員たちがけなげに頑張る
頑張っていても悲壮感はない。でも心に残る
明日からまた頑張ろうと思える作品(笑) -
高柳さんと「ばるたん星人のあくしゅ」がしたいよー。
あと影浦さんと由良ちゃん…!!おお、泣いてしまったよ!! -
コマも字も多いけど、全部読みふけってしまう。哲学や数学の話題が多くて、たまにたぬきにばかされたような気持ちになる。いい意味で。最後は妙に泣けるのが川原作品。