- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593101283
作品紹介・あらすじ
わたしは生きてるさくらんぼ。ちいちゃな女の子がうたいます。わたしはリンゴ、わたしは木。魔法使いにだって、なんにでもなれるのよ・・・素直な子どもの心の世界を、バーバラ・クーニーがみずみずしく描きます。待望の復刊。
感想・レビュー・書評
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わたしはいつもわたしでしょう。
わたしはいつもあたらしくなる。
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何もできないって決めているのは自分で、
本当はいつでもやり直せる。
自分らしくいればいい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
わたしは生きてるさくらんぼ。毎朝わたしは新しいものになるのよ。わたしはなんにでもなれる。ピアノの鍵盤の数はあってるかな?とかどんなときにハダカなのかな?などと思っていたら、わたしはいつもあたらしくなるのよ、とさくらんぼの絵で終わる。
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私はなりたいと思ったものには、なんにでもなれる。可能性がたくさんある❗️そんな希望がわいてくるお話。
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_わたしは なりたいとおもったら
いつでも あたらしいなにかに なれるのよ._
_わたしは あかよ.
わたしは 金.
わたしは みどりよ.
わたしは 青なの.
わたしは いつも わたしでしょう._
・・・そりゃそうなのよ。そのはずなのよ。でもね、つい忘れてうっかり自分を見失いそうになるのよ。やーね、おとなって。
どうした?いきなりのバーバラ・クーニーブーム(わたし内)
みずみずしく力強く、小さな女の子が生きるよろこびを身体ごと用いて唄っています。女の子の言葉で語られる本質にどきどきしてしまう。
そしてクーニーさんは、ほんとに丁寧に、愛おしむように絵具を重ねているなあ。誠実なひとに違いない。会ってみたかった。
作者のデルモア・シュワルツ、プロフィールを知りたくて検索したら、太宰治チックなナルシスト風モノクロ写真がいっぱい出てくる・・・。
T・S・エリオットらに称賛され、ルー・リードの大学時代の恩師なんですってよ。ほかの詩作品も読んでみたいです。 -
絵が最初は衝撃的だった。
でも、なぜか詠み終わった後もまたページを開きたくなる詩絵本