ちいちゃな女の子のうた”わたしは生きているさくらんぼ”【新版】

  • ほるぷ出版
3.10
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593101283

作品紹介・あらすじ

わたしは生きてるさくらんぼ。ちいちゃな女の子がうたいます。わたしはリンゴ、わたしは木。魔法使いにだって、なんにでもなれるのよ・・・素直な子どもの心の世界を、バーバラ・クーニーがみずみずしく描きます。待望の復刊。

感想・レビュー・書評

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  • わたしはいつもわたしでしょう。
    わたしはいつもあたらしくなる。

    **************
    何もできないって決めているのは自分で、
    本当はいつでもやり直せる。
    自分らしくいればいい。

  • わたしは生きてるさくらんぼ。毎朝わたしは新しいものになるのよ。わたしはなんにでもなれる。ピアノの鍵盤の数はあってるかな?とかどんなときにハダカなのかな?などと思っていたら、わたしはいつもあたらしくなるのよ、とさくらんぼの絵で終わる。

  • 私はなりたいと思ったものには、なんにでもなれる。可能性がたくさんある❗️そんな希望がわいてくるお話。

  • _わたしは なりたいとおもったら
    いつでも あたらしいなにかに なれるのよ._

    _わたしは あかよ.
     わたしは 金.
     わたしは みどりよ.
     わたしは 青なの.
     わたしは いつも わたしでしょう._

    ・・・そりゃそうなのよ。そのはずなのよ。でもね、つい忘れてうっかり自分を見失いそうになるのよ。やーね、おとなって。

    どうした?いきなりのバーバラ・クーニーブーム(わたし内)
    みずみずしく力強く、小さな女の子が生きるよろこびを身体ごと用いて唄っています。女の子の言葉で語られる本質にどきどきしてしまう。
    そしてクーニーさんは、ほんとに丁寧に、愛おしむように絵具を重ねているなあ。誠実なひとに違いない。会ってみたかった。

    作者のデルモア・シュワルツ、プロフィールを知りたくて検索したら、太宰治チックなナルシスト風モノクロ写真がいっぱい出てくる・・・。
    T・S・エリオットらに称賛され、ルー・リードの大学時代の恩師なんですってよ。ほかの詩作品も読んでみたいです。

  • 絵が最初は衝撃的だった。

    でも、なぜか詠み終わった後もまたページを開きたくなる詩絵本

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著者プロフィール

(Delmore Schwartz,1913-1966)
1913 年、ニューヨーク市ブルックリンに生まれる。
評論家・短編作家・詩人。作品は、T・S・エリオット、エヅラ・
パウンド、ウォレス・スティーブンス、ウィリアム・カルロス・ウィ
リアムズらアメリカ現代詩を代表する詩人たちから賞賛された。
主な作品に長詩の「創世記 第一巻」などがある。

「2019年 『ちいちゃな女の子のうた”わたしは生きているさくらんぼ”【新版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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