みずうみにきえた村[新版]

  • ほるぷ出版
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593101801

作品紹介・あらすじ

みずうみにきえた村

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  • 素晴らしい手つかずの自然に恵まれた谷間に、何代にもわたって住み続けた私たちの村は、人間が生きていた証しとなるものはすべて、永遠に水の底に沈んで沈んでしまった...私が大きくなってから、パパと私はボートで、埋め立てられた貯水池にに漕ぎだした。パパが船べりに指さして 「見てごらん。あそこが、お前が洗礼を受けた教会が建っていた場所だ。あれは学校。あれは粉ひき場。もう二度と見ることはないだろう」・・・失われた故郷を慈しむ作家と、コルデコット賞受賞画家が、自然と安らぎに包まれた日々を描いた、愁いに充ちた望郷の詩。

  • 大好きだった美しい村。大都会の水不足の解消のため、ダムの底に沈むことになった。たくさんの思い出もいっしょに。
    バーバラ・クーニーの美しい絵が、失われるものへの悲しさよりも静かな感動をよぶ。1996年の再刊。

  • 1996年10月初版
    2020年1月新版

  • バーバラ クーニー (イラスト), ジェーン ヨーレン (著), 掛川 恭子 (翻訳)

  • 前半で、著者のこどものころの美しいしぜんの環境が描かれ、とても豊かな気持ちにさせてもらえる。
    そこで住む人にとってかけがえのない環境が、都会に住む人の都合で水に沈んでしまう。この話はアメリカ東部だけれど、日本や世界各地にこのような話はあるのだろう。多くの人の利便性のために、犠牲になった環境を想う。

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著者プロフィール

1939年ニューヨーク生まれ。編集者をつとめたのち、作家としてデビュー。絵本、児童文学、ファンタジー作品などを幅広く手がけ、ゴールデンカイト賞をはじめ多くの賞を受賞。絵本に『月夜のみみずく』(偕成社、コルデコット賞受賞)などがある。

「2020年 『みずうみにきえた村[新版]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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