屋根のうえのバトンリレー: 日本でいちばん南にあるかやぶきの家

著者 :
  • ほるぷ出版
3.63
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 55
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (41ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593103089

作品紹介・あらすじ

沖縄県の西表島に、日本最南端のかやぶき屋根の家があります。今はだれも住んでいないけれど、その家には、とても重要な役割があります。それは、先代から受け継いできた文化を、次の世代に伝える場となっていること。このかやぶき屋根の上で、知恵や技術、ゆいまーるの精神が受け継がれているのです。南の島の小さな集落で、たいせつに守られ、有形文化財に指定されている古民家をていねいに取材した写真絵本。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 西表島・祖納集落にある有形文化財・新盛家、150年前に建てられた民家だ。
    6~10年に1度、屋根を葺き替える作業を村の人たち総出で行う。
    材料集めから落成祝いまでを写真とレポートで追っていく

    〇西表島の垂木の材料はマングローブ!縄作りにはヤシを使う。土地によって、違うのだなあ
    〇屋根の上で技術を渡すじいさまと若手の写真にグッときた。リレーの瞬間
    〇写真が素晴らしい

  • ・日本最南端のかやぶき屋根を持つ西表島祖納集落、新盛家の屋根の葺き替え。
    ・プロに依頼せず集落の皆で作業する「ゆいまーる」の精神。いまは誰も住んでないけど文化を伝える伊勢神宮みたいな役割を抱く。
    ・自然からいただく「森と人の綱引き」のような材料調達。

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

横塚眞己人(よこつか・まこと)
写真家。1957年横浜市生まれ。雑誌編集者を経て、現在はフリーランスの写真家として多方面で活躍中。日本写真家協会会員。ボルネオ保全トラストジャパン会員。著書に、日本絵本賞を受賞した『ゆらゆらチンアナゴ』(ほるぷ出版、江口絵理・文)、『ゾウの森とポテトチップス』(そうえん社)、『どこにいるの イリオモテヤマネコ』(小学館クリエイティブ)、『マングローブの木の下で』(小学館)、『季節のごちそう ハチごはん』(ほるぷ出版)など。

「2022年 『屋根のうえのバトンリレー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

横塚眞己人の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
ザ・キャビンカン...
鈴木 まもる
スーザン・ヴァー...
ヨシタケ シンス...
ポリー・フェイバ...
ジョーダン・スコ...
鈴木 のりたけ
しおたにまみこ
湯本 香樹実
谷川 俊太郎
アイリーン・レイ...
tupera t...
由美村 嬉々
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×