- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593501540
感想・レビュー・書評
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全国学校図書館協議会選定図書
中央児童福祉審議会推薦図書
日本子どもの本研究会選定図書
ダメ男を振って見返す痛快ストーリーで面白いですが、子どもには少しわかりにくいかなと思いました。
持参金という言葉はもちろん、トロールが魔法が使える設定なのも知りませんでしたし、絵もわかりにくいです。
読み終わった後で、王さまがどこでヘルガを見てきたのかページを見返して楽しめました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
トロールの娘ヘルガは自分で持参金(資産)を増やす。
経済的な自立で、心も自立。
画面のあちこちに登場するナゾの男の正体は最後に明らかに。 -
「おへちゃ」!、という言葉に久しぶりに出会った。
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ハンサムウーマン・トロールのヘルガ。
逆・金色夜叉な目に遭うも、自分の細腕?一つでガンガン稼ぎます。痛快ラブコメ!? -
2018/8/17 10:06
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ヘルガのたくましい姿がかっこいいなと思いました。最後にヘルガにプロポーズするのが誰なのかとても気になります。途中でちょくちょく顔をのぞかせて...ヘルガのたくましい姿がかっこいいなと思いました。最後にヘルガにプロポーズするのが誰なのかとても気になります。途中でちょくちょく顔をのぞかせているみたいなので探しながら読んでみたいです。
spring2017/12/05
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子供の頃に読んだ絵本です。
当時は聞き慣れない表題ゆえ
よく理解できなかったお話ですが、
今思うと、とても良い絵本でした。
幸せは自らつかみにいくものだ、ということを
ヘルガのパワフルなイラストで教えてくれます。
今は売ってしまい手元にない状態ですが、
また読みたいなあと思います。 -
【あらすじ】
ヘルガは、このあたりきってのきりょうよし。
でも結婚するときにもっていく持参金がないのです。
すわりこんで身の不運をなげいていても仕方ありません。ヘルガは、人間どもの世界をじっくりながめわたし、トロールのふしぎな力を発揮して、おろかものの人間どもから、牛や金、山のまきばまで手にいれます。
でも、ヘルガがさいごに手に入れた、ほんとうのごほうびとは…。
パオラのすばらしい想像力は、ユニークなトロールの世界を自在にかけめぐり、笑いを愛する読者の心に深く働きかけます。 -
お金より大切なもの。
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お金が目的の男なんてね~トロールの世界では、それが習わしなんだ!お金のある王さま以外は!
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短い絵本だが、人生成功法則の要点が詰まっている感じ。
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いつの間にかこの絵本の世界に引き込まれていた。
独特で愛嬌のあるいい絵本。 -
ハンサムなラースと結婚の約束を交わしたものの、貧しいヘルガには持参金がなかった。そして、ラースが金持ちの娘と結婚することを知り泣き崩れるヘルガだったが、自分で持参金を稼ぐことに。。
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自分の力で幸せを勝ち取るヘルガ。なんだか今時の恋愛ドラマを見ているような気分になります。お金に目がくらんでフラフラしてしまうハンサム男のラースの甘い言葉を、毅然とはねつけるヘルガのセリフには、スカッとします。
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自分で道を切り開いて大切なものを得る主人公ヘルガ。絵本のようにきれいに先へ進めなくても目標に向かっている人、目標が見えなくてもがいている人の背中を押してくれるはず。絵は味があるかわいさがあります。
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ヘルガはトロールきっての器量良し。でも、身寄りがなくてとても貧乏。愛するラースに結婚を申し込まれても、花嫁が持って行くしきたりの、持参金がありません。ラースが金持ちのスヴェン爺さんに相談すると、孫のインジとの結婚を薦められます。インジの莫大な持参金を前に、ラースはヘルガとの結婚をあきらめようとします。
「ふん! なぜこのあたしが こんなところにすわりこんで、ふくれっつらしてなくちゃならないのさ?」
インジとラースの結婚式が挙がるまでに持参金を用意しようと、ヘルガはたったひとり、知恵を絞り奔走します。
この絵本と出会ったのは、小学生の頃教わっていたピアノの先生の本棚でした。
当時から大好きで何度も何度も読み返し、大人になってからは自分の本棚に揃えました。
とにかくたくましく生きるヘルガと、テンポの良い展開、ユーモラスな絵柄と、胸のすく結末!
曇り空の心を晴天にしてくれる絵本です。 -
私が子供の頃にこの本を読んでいたなら、もう少し強い自分になって
自分で人生を切り開くことができたかもしれないと思いました。
男の子にも女の子にもどちらにも読んで聞かせたい本でした。 -
強く生きる女の子の代表『ヘルガ』。絵もさることながら、お話も、申し分なし!! 憧れの女性像です。
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「持参金」なんて、言葉子どもたちに、わかるかしら?なんて心配は、ご無用。ちゃんと最初にわかりやすく、描かれています。みよりのないヘルガは、結婚するために、自分で持参金を稼がなくてはなりません。そのために、トロールの魔法をちょっと使いますが、なんとか実力で、稼ぎます。それを見た恋人が大喜びでやってきます(金持ちの娘と結婚しようとしたのに)「心から愛するヘルガ」という相手に対し「あたしはね、あたしじしんを愛して欲しいのよ、あたしの持参金じゃなくて」とタンカを切ります。さて結末は?とってもすてきなお話です。結婚のお祝いのプレゼントにいいですよ。