魔法のなべと魔法のたま

著者 : バルバラバルトス・ヘップナー 遠山明子

• ほるぷ出版 (1990年5月30日発売)

感想・レビュー・書評

[raiburari11さんの感想 · 2009年8月31日]

むかしむかし山奥に教会番がすんでいました。貧しさでめんどりを売りに行く途中小人に出会い、めんどりとなべを交換することになりました。
ところがそのなべはなんでも望みのものをだしてくれる魔法のなべだったのです。なべをなくしてしまうと、こんどは魔法のたまを小人からもらうことができます。
どこの国でも困っている貧しい主人公を助けてくれる小人や不思議な道具がでてくるお話はたくさんあります。そしてよくばりすぎるとしっぺ返しがまっています。
教会番、おかみさん、村の人々、こびとたちの繊細なタッチの絵が美しい。台所にめがねをかけたねずみとネコと両方いるのが面白いですね。チェコスロバキアのおはなし。

[rrikoさんの感想 · 2009年4月10日]

２００９．３．１８