むこう岸には

  • ほるぷ出版
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感想 : 12
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  • / ISBN・EAN: 9784593505081

感想・レビュー・書評

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  • マルタ カラスコ (著), Marta Carrasco (原著), 宇野 和美 (翻訳)

  • 川岸に住む女の子。川のむこう岸には自分たちとは別の村がありますが、あっちの人たちは私たちとは違う、絶対にむこうには行ってはいけないと大人たちに言われています。ある日、女の子はむこう岸で男の子が手をふっているのを見つけます。最初は別の法を見てしらんぷりをしていた女の子ですが、男の子はあきらめません。ついに手をふりかえすと、その男の子はにっこりと笑いました。女の子も思わずにっこり。そののち、男の子と一緒に川を渡ってみた女の子は気づきます。「自分たちは違っているけれど、とってもよく似ている。」と。

  • 2014.10 6-2

  • さらっと読めるので、読み聞かせのサブにはいいかも。

  • 2016年8月10日

    <LA OTRA ORILLA>
      
    日本語版装幀/羽島一希

  • 4分

    「きみには関係ないことか 戦争と平和を考えるブックリスト’03~’10」に掲載

    向こう岸に住む人達とは交流を禁じられていた女の子。
    ある日向こう岸の男の子の手引きで川をわたってみると
    そこには姿は違えど同じように暮らしている人たちが
    いた。
    今は友だちになったことは秘密だけど、大人になったら
    二人で川に橋をかけて自由に交流できるようにしよう。

    あらすじを書くとこんな感じになってしまうので、
    読み聞かされた方が作者が本当に考えて欲しいこと
    までたどり着けるのか・・・

    絵も少し小さめのところがあるので、クラス全体への
    読み聞かせは少し難しいかも。
    短めなので、メインの本ではなくてサブで読むなら
    これを読んで考える子は考えるってことで
    いいかもしれない。

  • 大人はどうしても保守的になってしまいます。
    他人と仲良くなれる子どもの力、平和づくりに活かせるといいですよね。

  • 4分くらい。
    むこう岸に行ってはダメと大人たちは言う。むこう岸に住む人たちは、自分たちとは違う変な人たちだから。
    グラシエラは、ある日、むこう岸から手を振る男の子に出会う。そして、船に乗ってむこう岸へ行く。
    そこには、見かけは違うけれど、自分たちと同じ暮らしをしている人たちがいることを知る。

  • ★★★★☆
    私たちはちがっている、でもにている。
    いつか川に橋をかけられますように
    (まっきー)

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