英国情報局秘密組織チェラブ Mission3

  • ほるぷ出版
4.09
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本棚登録 : 102
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593533930

感想・レビュー・書評

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  • ついに刑務所に!!!
    ジェームズ出世しまくりだなー
    てかローレンもw早!
    力で地位が決まる場所は怖いなあ、いじめないとへたれだと思われる世界は実は教室のなかにも似ている いじる、とかね
    カーティスは親に壊された子で、ジェームズにも裏切られてやっぱりかわいそうさが抜けない
    でもめっちゃ人殺しだからそもそも同情しようがないんだけどね

  • Mission3脱獄~ボーリング場で騒ぎを起こし,施設でのスカウティングという詰まらないミッションに就かされになるところをMI5から移った管理監ジョンがジェームズに新しい危険なミッションに引きずり込んだ。アメリカでイギリスに渡される筈だった肩撃ち式精密誘導ミサイルが武器闇商人に強奪された。ジェーン・オクスフォードのグループの犯行と知れたが,ジェーンは二十歳を前に消息を絶っていた。チェラブのエース,デーヴィド・モスと兄弟になり,アリゾナ・マックスに収監されているジェーンの息子・カーティスを脱獄させ,母親を逮捕しようと云う作戦だ。バックアップに妹役が必要だと聞いたジェームズは果たして,基礎訓練を終えたばかりの妹・ローレンを推薦し受け入れられた。収監されたその晩の揉め事で,デーヴは胸にゴム弾を受けて脱落。デーヴが看守に化けて脱獄する計画は,ジェームズが女看守に化ける作戦に変更され,潜入していた大人の支援で,刑務所外に出たものの,予定よりも早く発覚し,検問近くのキャンプ場で20代の子持ち女に千ポンドを払って運転させ,ロサンジェルズへ辿り着く。カーティスはノーマークの父,エティエンの手で,アイダホへ送り出され,オレゴンへと移動し,カーティスはブラジルへ,兄妹はカナダへと旅立つ計画を知る。慎重派の母の計画は二転三転し,カーティスが早めに出発した後,秘密を知った兄妹は始末される運命だったが~このシリーズは登場人物のその後をちゃんと語ってくれて「ああ,なるほどね」と納得させて貰える。緻密な調査で書かれていることがよく分かる

  • 10歳から17歳までの子供たちが情報員として活動している英国情報局の「チェラブ」。
    過酷な基礎トレを経て、やっとエージェントとなる。
    この物語の主役である13歳のジェームズ・アダムズの10歳の妹ローレンも基礎トレの最終テストを受けていた。
    ジェームズは、刑務所に受刑者として潜入し、ある少年と親しくなって一緒に脱獄し、その少年の親である密輸商人に近づくミッションを受けた。またまた命がけのミッションです。

    逃走するのに、ホンダのシビックだとか、フォードのエクスプローラだとか、車種がよくでてくる。セダンとすれ違ったりとかか。作者は車好きなんですかねえ・・・・私には車はわからないのでなにがなんやらです。が、メインは車ではなくミッションなのでわからなくても平気です。
    このシリーズはとても面白いです。子供たちだけではなく、ちゃんと情報部の大人たちも協力してミッションで挑んでいるので、臨場感もある。

  • これは4作目までの中で一番ひやひやしました。そして後味がなんだか切ない作品だった気もします。子供に罪はないのにな、と。

    あとジェームズの女たらしぶりがすごい(苦笑)。まだティーンなりたての(顔はキュートなのかもしれないけど)男子があんなにぷらっぷら女の子に誘惑されちゃっていいの??まあ、男の子が読む分には痛快なのかもしれないけど、私としては微妙な心境…(笑)。
    ケリーは本当にいい子。彼女は一作目の訓練の時から、この二人、いい雰囲気になりそうだなと思ってました。まあ、ケリーと最後までいい雰囲気かわからないですが(女たらしだし笑)。でも、デーヴよりはましか??

  • コン作はなんと、そのままズバリ、
    脱獄!!!!
    少年なのに、もう塀の外へは出られないような子がわんさといる中に、
    飛び込んで行きました。
    手に汗握って、一気読み。
    いや、30ページほど読んで、一旦寝かせてからの一気読み。
    ジェームスは、普段はほんとにいたずら好きだし、
    女の子には目が無い(でもまだ13歳)んだけど、
    一度決めたら即断即決なところ、凄いわ。

  • 他のエージェントがもう少し絡んでくるともっと面白いかも。
    次巻が楽しみ。

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著者プロフィール

1972年、英国のロンドン生まれ。私立探偵として活躍していたが、「読みたい本がない」というおいっ子の不満を聞いてこのチェラブシリーズを書いた。シリーズ最初の本『スカウト』は、イギリスの子どもたちが選ぶチルドレンズ・ブック賞ほか、多くの賞を獲得し、シリーズ合わせて英国国内だけで80万部、14もの賞をとるベストセラーに。13年間、探偵の仕事をつづけたのち、現在はロンドンで作家業に専念している。

「2014年 『Mission10:リスク』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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