ゲンタ!

著者 :
  • ほるぷ出版
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本棚登録 : 46
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784593534395

作品紹介・あらすじ

-ぼくは、ぼくに、もどりたいだけなんだ!林間学校での転落事故をきっかけに、小5の蓮見ゲンタと、25歳のミュージシャン・ゲンタの心と体が入れ替わってしまった。いくら説明しても小学生だと信じてもらえない蓮見ゲンタは、見ず知らずの青年『ビート・キッズ』のゲンタとして暮らすことになり…。

感想・レビュー・書評

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  • 入れ替わり物。
    あまり無理を感じないストーリー

  • 林間学校で転落事故に合った蓮見ゲンタ。小5。
    おりしもライブの途中でステージから転倒した25歳のミュージシャン、ゲンタと心が入れ替わった!?

    7月21日にはじまった入れ替わり。
    それぞれに
    はじめましての人達に囲まれて、記憶喪失と勘違いされたり、なんとか自分と連絡を取ろうとしたり。それぞれサトシという見方をつけて、小5のゲンタは自転車で愛知から大阪に行こうと計画立てて。すれ違って、なんやかんやしながらも8月3日のビートキッズのライブで会う!

    小5のゲンタが主人公だけど、ビートキッズのスピンオフなのが、また面白い。

  • 入れ替わりものか、と手に取ったらあの『ビート・キッズ』の続編…というかスピンオフだった。
    うーん懐かしい。また『ビート・キッズ』も読んでみたい。

  • ビートキッズメンバー総出演で感慨深かったー!特にエイジパパ(笑)。

  • 林間学校で、ムシャクシャしていたゲンタはサトシとケンかになり、崖下に転落して
    大ケガをした。
    気がつくと、まわりは知らない人ばかりで、言ってることがどうもかみ合わない。
    どうやらゲンタは、見ず知らずの青年の体と入れ替わってしまったようだ。

    青年は、同じく「ゲンタ」とよばれ、「ビート・キッズ」というバンドのボーカリストで、
    コンサート中の事故により、小学5年生のゲンタの体に入ってしまった。

    お互い記憶喪失とされて、本当のことを言っても誰にも信じてもらえない。
    そんな中、いつも憎たらしいサトシが、大人ゲンタの言い分を信じてくれて、
    子どもゲンタに会えるように協力すると言ってくれた。

    『ビート・キッズ』のスピンオフ作品。

  • これは実に快く楽しく読める素敵なエンタテイメント。25歳の大阪のロックミュージシャンゲンタと、小学5年のゲンタの魂が事故で入れ替わってしまうんだけど、二人がその試練を通してそれぞれの周囲に変革をおこし、成長する。この作者一流の、魂を震わすような熱い音楽の歓びの描写も秀逸。軽やかなヒューモアも健在。ミュージシャン25歳ゲンタが小学生ゲンタになって、ガキ大将友達サトルとロードムービー的な大阪の入れ替わりゲンタに会いに行く自転車旅の途中、歌う喜びの原点を取り戻すシーンや、各々の困難に理解と協力を示してくれる親友との友情。イヤ読後感甚だヨシ。

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著者プロフィール

風野潮
大阪府生まれ。第38回講談社児童文学新人賞を受賞した『ビート・キッズ』でデビュー。同作で、第36回野間児童文芸新人賞と第9回椋鳩十児童文学賞を受賞する。ほかの作品に『ビート・キッズⅡ』、「氷の上のプリンセス」シリーズ(ともに講談社)、『ゲンタ!』(ほるぷ出版)、『歌う樹の星』(ポプラ社)など多数ある。日本文藝家協会、日本児童文芸家協会会員。「プレアデス」同人。

「2023年 『ペンタとニック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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