ナースのお仕事 2

著者 : 江頭美智留 藤村尚介

• フジテレビ出版 (1997年12月1日発売)

感想・レビュー・書評

[s0966028さんの感想 · 2010年1月19日]

前作とは変わらないが、今回から主任となった翔子と眼鏡ナースの大島や、いずみとほのかな関係になる研修医・牧原、彼を狙う千秋といった面々が、そうした職場での派閥争いや、家事と仕事の両立に悩む女性として、翔子を描いていることが本シリーズの特徴。また、前作でいずみとの関係が未遂に終わった研修医・水島が再度登場するといった内容で病院は変わらないが人が変わらないのでとても読みやすかった。ドラマの記憶と交差しながら読んでいたので懐かしかった。

著者プロフィール

脚本家。ドリームプラス株式会社所属。劇団クロックガールズ主宰。 代表作にテレビドラマ『ナースのお仕事』『ごくせん』シリーズ、テレビドラマ『1リットルの涙』、映画『ごくせんTHE MOVIE』映画『ガールズ・ステップ』などがある。


「2019年 『小説　映画　L　DK　ひとつ屋根の下、「スキ」がふたつ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」