ロココのスカートをまくった男モーツァルト

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594053208

作品紹介・あらすじ

まったく新しい視点からのモーツァルト伝。モーツァルトが生きた"ロココ"を「宗教」と「下半身」から解説。知的好奇心をくすぐる"永竹ワールド"の文化+音楽史。

感想・レビュー・書評

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  • 2010/4/17  借りて、 読み始める。5/12 読み終わる。
    モーツァルトの時代と、時代を超える天才の人生をちょっと変わった視点で書いている。

    宗教と封建制度でがんじがらめの時代を、モーツァルトはどう生きたのか?
    他の人のレベルをはるかに超えた音楽の才能 それは共感よりも反感を買うことが多かったのだろうか。
    もし、長生きはできたら その後どんなモーツァルトになったのだろう。
    「永竹ワールド」、別な本も読んでみたい。

    内容と著者は

    内容 :
    優雅で典雅で美しいロココの芸術に隠された裏の部分とは? 
    モーツァルトが生きた“ロココ”を、「宗教」と「下半身」から解説する。
    知的好奇心をくすぐる「永竹ワールド」の文化+音楽史。

    著者 :
    昭和13年東京生まれ。尚美学園大学客員教授。
    イタリア国大統領よりコンメンダトーレ章を受章。
    著書に「オペラと歌舞伎」「痛快!オペラ学」「ロココの裏の欲望」など。

  • 強烈な下ネタを理屈で仕上げた面白いモーツァルト記。当時の社会風習も、こちら側から攻めればわかり易い。
    ですが、子供には成人してから読んでもらいましょう、、です。

  • 2007.10.26 読み出したらやめられない面白さ。18世紀ウィーンとヴェネツィアの文化の紹介も視点が独特で非常に興味深い。

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著者プロフィール

オペラ研究家、評論家。『オペラ名曲百科(上・下)』、『ヴェルディのオペラ』(以上、音楽之友社)、『オペラと歌舞伎』(丸善ライブラリー)『新潮オペラCDブック(全10巻)』ほか著作、翻訳・対訳も多い。

「2019年 『まとめてわかる! ドイツ・オペラの名曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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