忘れんぼさんへのマナー 記憶をなくしはじめた愛するひとを最後まで支えるヒント
- 扶桑社 (2016年12月24日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594076429
作品紹介・あらすじ
最近、パパがよく物を忘れる。妻の受け応えにずれがある・・・。
家族に始まった認知症のサイン。
あなたはそのとき、どうしますか?
たいせつな人が認知症になった時に、
介護する側のあなたが状況に対処し、支えてゆくための
こころにひびく珠玉のアドバイス集。
認知症の家族を介護するさいの基本的な心構えと、
「すべきこと」「してはいけないこと」の大枠を
短いフレーズのつみかさねで教えてくれます。
「良識」と「ユーモア」と「愛」をキーワードに、
詩のようにつづられた、患者とともに明るく生きる
ヒントがいっぱいにつまった一冊です!
●頭でっかちな知識も、「こうでなくちゃダメ」
「私がなんとかしなくちゃ」って思いも、手放そう。
●ユーモアのセンスがあれば、きっと救われる
●「恥だ」という気持ちは伝染する。あなたが
病気をはずかしく思っていたら、本人も
そう感じるようになる。
●そして、覚えておいてほしい。
その人は、突然おバカさんになったわけじゃない。
忘れんぼになっただけ。
●だから、一緒にいられるうちに、「大好き」って毎日いってあげよう。
むこうは、忘れちゃってるかもしれないからね。
(本文より)
感想・レビュー・書評
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海外でも認知症多いんですかね。
翻訳ものの認知症に関する本を読んだのは初めてでした。
認知症の対処法や心構えは全世界共通!
優しい言葉で朗らかに表現されています。
小説ではなく、解説書でもありません。
エッセイでもないんです。何というジャンルかわかりません。
近い将来、自分が当事者になるか介護人になるか、、、どちらにしても覚えておきたいことが満載の一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示