忘れんぼさんへのマナー 記憶をなくしはじめた愛するひとを最後まで支えるヒント

  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594076429

作品紹介・あらすじ

最近、パパがよく物を忘れる。妻の受け応えにずれがある・・・。
家族に始まった認知症のサイン。
あなたはそのとき、どうしますか?

たいせつな人が認知症になった時に、
介護する側のあなたが状況に対処し、支えてゆくための
こころにひびく珠玉のアドバイス集。

認知症の家族を介護するさいの基本的な心構えと、
「すべきこと」「してはいけないこと」の大枠を
短いフレーズのつみかさねで教えてくれます。
「良識」と「ユーモア」と「愛」をキーワードに、
詩のようにつづられた、患者とともに明るく生きる
ヒントがいっぱいにつまった一冊です!


●頭でっかちな知識も、「こうでなくちゃダメ」
「私がなんとかしなくちゃ」って思いも、手放そう。

●ユーモアのセンスがあれば、きっと救われる

●「恥だ」という気持ちは伝染する。あなたが
 病気をはずかしく思っていたら、本人も
 そう感じるようになる。

●そして、覚えておいてほしい。
 その人は、突然おバカさんになったわけじゃない。
 忘れんぼになっただけ。

●だから、一緒にいられるうちに、「大好き」って毎日いってあげよう。
 むこうは、忘れちゃってるかもしれないからね。

 (本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 海外でも認知症多いんですかね。
    翻訳ものの認知症に関する本を読んだのは初めてでした。
    認知症の対処法や心構えは全世界共通!
    優しい言葉で朗らかに表現されています。
    小説ではなく、解説書でもありません。
    エッセイでもないんです。何というジャンルかわかりません。
    近い将来、自分が当事者になるか介護人になるか、、、どちらにしても覚えておきたいことが満載の一冊でした。

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著者プロフィール

ジョアン・サウアーズオーストラリア、シドニー在住。作家、脚本家。『母と娘』『でたらめに年を重ねる』(いずれも未訳)など本国で13冊の著書がある。実父および夫の父の介護体験をもとに、ひとりでも多くの介護に携わるひとびとのヒントになればと本書を出版。

「2016年 『忘れんぼさんへのマナー 記憶をなくしはじめた愛するひとを最後まで支えるヒント』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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