日本一やさしい天皇の講座 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594077211

感想・レビュー・書評

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  • 皇室の歴史を要点ごとに解説した上、なぜ天皇が必要なのか、皇室が長く続いてきたのはなぜなのか、そもそも天皇とは何なのか、という疑問に著者なりに答えている。
    東大憲法学の権威である宮沢俊義のせいで、現代日本人の多くは天皇について誤解している。天皇は戦前も戦後も変わらず国家元首だし、政治的決定権たる主権をもたない。
    なぜ皇室が長く続いてきたかといえば、タマタマだと著者はいうが、歴史上、皇室のピンチは何度もあり、その度に先人たちが知恵と努力で皇室を守ってきた。これから先、皇室が窮地に陥ったとき、今の日本人がこれを守っていけるかどうか、心配でならない。

  • 皇室とは?天皇とは?1400年以上一度も途切れることなく脈々と受け継がれてきた日本の皇室について、また影響力があった歴代の天皇について、とても分かりやすく書かれています。その歴史を踏まえた上で、今後の皇室のあり方について筆者の意見が展開されています。歴史を学んで答えを導き出す、というのは筋が通っていて良いのですが、文章の所々にややエキセントリックなことばが見られ嫌味な感じがしてそこだけが残念でした。

  • まだ途中ですが、読みやすいです。

    嵯峨天皇についてもっと知りたいと思いました。

  • 確かに平易に書いてある。(「やさしい」という言葉はあまりに似合わない筆者なので、タイトル見るだけで疑ってしまった。丁寧に帯に顔写真がついてるのに、どの本も睨み付けてきてるので。)同じ主張を繰り返し書くことで語調を強めるのは十八番。その部分だけ印象に残ってしまう。よく調べてあるので、たしかに「やさしい」

著者プロフィール

憲政史家

「2023年 『これからの時代に生き残るための経済学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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