沖縄県民も知らない沖縄の偉人 日米の懸け橋となった男たち

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594082642

作品紹介・あらすじ

貧困と琉球王朝時代からの陋習(ろうしゅう)に苦しむ沖縄を救うため
アメリカに渡った男たちの闘いの記録!

本書は三人の沖縄県出身者の生涯を記した。
「沖縄移民の父」當山久三(とうやまきゅうぞう)、
移民二世でアジア太平洋地域の交流に尽くした米経済学者トーマス・H・イゲ(日本名・伊芸平八郎)、
沖縄の日本復帰の起点をつくった琉球政府第四代主席(知事)松岡政保(まつおかせいほ)である。
この三人はいずれも沖縄の金武町(きんちょう)の出身なのである。
(「はじめに」より)

【目次】
第1章 沖縄移民の父――當山久三
沖縄教育界の反逆児/田中正造と運命の出会い/金武移民軍団の形成/ハワイ上陸/沖縄に移民ブーム到来/日米紳士協定による移民制限/當山死す/不滅の金武町人魂

第2章 アジアとの交流に貢献した沖縄移民二世――トーマス・H・イゲ(伊芸平八郎/経済学博士)
英雄の名を冠した沖縄移民二世/金武小学校で過ごした一年間/真珠湾攻撃のニュース/米国民が驚嘆した日系人部隊の奮戦――第100歩兵大隊とMIS部隊/琉球大学卒業式での歴史的名スピーチ/新興アジアのために/ハワイ大学でアジア研究/英雄ダニエル・イノウエとの邂逅/靖国神社遊就館へ

第3章 沖縄返還交渉のキーマン――松岡政保(琉球政府第四代主席)
米国大統領に沖縄政策を提言した金武ヤンバラー/単身ハワイへ/李承晩設立の学校へ入学/工科大学で電気工学修士を取得/シカゴで暴漢三人と格闘/終戦直後の混乱/米軍政の開始/第四代琉球政府行政府主席に就任/日本政府と石油業界にケンカを売る/沖縄祖国復帰のキーマンとして/佐藤栄作総理の沖縄訪問/ジョンソン米大統領と会見/沖縄、日本復帰へ

【著者プロフィール】
[著者]惠 隆之介(めぐみ・りゅうのすけ)
作家、シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表
昭和29(1954)年沖縄コザ市生まれ。昭和53年防衛大学校管理学専攻コース卒業。海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。昭和57年退官。その後、琉球銀行勤務。平成11(1999)年退職。以降、沖縄をベースに安全保障問題を主とするジャーナリズム活動に専念。積極的な執筆、講演等を展開している。
著書に『敵兵を救助せよ!』(草思社)、『新・沖縄ノート 沖縄よ、甘えるな!』(WAC)、『海の武士道DVD BOOK』(育鵬社)など多数。『昭和天皇の艦長』(産経新聞出版)は昭和天皇天覧。

著者プロフィール

拓殖大学客員教授、シンクタンク「沖縄・尖閣を守る実行委員会」代表。昭和29(1954)年沖縄コザ市生まれ。昭和53(1978)年防衛大学校管理学専攻コース卒業。海上自衛隊幹部候補生学校、世界一周遠洋航海を経て護衛艦隊勤務。昭和57(1982)年退官。その後、琉球銀行勤務。平成9(1997)年米国国務省プログラムにて国際金融、米国国防戦略等研修。現在、積極的な執筆、講演活動を展開している。著書に『敵兵を救助せよ!―英国兵422名を救助した駆逐艦「雷」工藤艦長』(草思社)、『昭和天皇の艦長 沖縄出身提督漢那憲和の生涯』(産経新聞出版)、『海の武士道DVDBOOK』(育鵬社)、『誰も語れなかった沖縄の真実―新・沖縄ノート』(ワック)、『沖縄が中国になる日』(育鵬社)、『中国が沖縄を奪う日』(小社)など。

「2014年 『迫りくる沖縄危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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