syunkon日記 おしゃべりな人見知り

著者 :
  • 扶桑社
4.14
  • (83)
  • (76)
  • (34)
  • (7)
  • (2)
本棚登録 : 1000
感想 : 72
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594087920

作品紹介・あらすじ

著書累計670万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集。 「特になんの事件もない、何気ない日常の話をこれでもかと詰め込んだ1冊。でも人生は日常がすべてなんですよね。どこを切り取るか、どう捉えるかで人生は悲劇にも喜劇にも持っていけるから、どうせなら小さい幸せをいちいちクチャクチャ噛みしめ(ガムか)、できるだけ面白がって過ごしたい」(著者あとがきより) 時に一緒に笑い、時に悩みに寄り添って涙する。泣いて、笑って、大忙しの作品集。大人気料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」の大反響ネタに大幅加筆。さらに書き下ろしの新作も多数掲載。エッセイにちなんだおいしいレシピも掲載した欲張りな一冊です。


内容
具なしのインスタントラーメン 
パッケージを開けるのが苦手な件
たけのことかいう食材
夏の王将
おしゃべりな人見知り 
気が利かない人
おひとりさまビュッフェ
長女の呪縛
食べたくても食べられない人
星野源への葛藤 
夢を追いかけること
あなたがしんどいことはしんどい
自分を好きでいるために
ほか

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 何度読んでもやっぱり大好きな山本ゆりさんのエッセイ。
    タイトル「おしゃべりな人見知り」、私もそうなのでよく分かる!!!
    気を使いすぎて何もできないとか、考えすぎて結果おかしな動きをするとか、
    その思考がすべて言語化できていて、「そうそう、そうなんよ!!」となる。

    本人の素の部分が余すところなく、それでいて面白く言語化できている。
    文章力がものすごくある人なんじゃないだろうか。
    子どもに関する部分なんかは共感の嵐。

    言っちゃいけない言葉とか、子どもを伸ばす接し方とか、分かってるけどできてない。親になるまで、話では聞いていても自分では絶対に言わないと思っていた言葉(「早くして」「もう○○してあげないよ」「そんなことしたら○○に怒られるよ」など)を言ってる自分がいて。子育てのつらさって、そんな今までと違う嫌な自分がたくさん出てくるところなんだ、と。私こんなに嫌な人間だったけな?と。その通り。毎日ブレブレ、もその通り。自己嫌悪と毎日の忙しさと、メンタルも体力もいっぱいいっぱいの日々。
    を改めて客観的に言語化してくれていて、でも教訓めいたものでも上から目線でもなく、友達と話して「そうやんねー」っていう気分で読める、とても素敵な本。

    そしてやっぱり福井のたべまくり日記が大好き。

  • 山本ゆりさんの「syunkonカフェごはん」。
    お料理は多分そんなに好きではない私にとって、読むだけでも楽しい、楽しくて作りたくなっちゃう魔法のレシピ本。
    そんな大好きな山本ゆりさんのエッセイ集
    レシピ本なのに笑わせてくれるんだから、エッセイは当然おもしろすぎて、声を出して笑っちゃうほど。家で読んでてよかった〜。
    全ての話に共感してうなずきまくり。
    お友達との会話のところなんて、私の学生時代の友達との会話と同じ!?というほど懐かしくて。

    それでいて、育児関係のところなんて、母親の本音いっぱいできっとどんな育児書読むより励まされる。

    そして、ゆりさんのレシピの材料や作り方に表れている優しさの秘密。
    最後は心に寄り添ってくれる優しさにうるうる。

    エッセイにまつわるレシピものってるのも嬉しい。
    笑って、泣いて、お料理作れる、最高の本です。

  • エッセイ集なんだけどブログをテーマ毎にまとめたものかな

    わかるーー!と飯テロ
    夜中に読んではいけない。ラーメンから何から食べたくなるから

    パッケージ開かない。
    カップ麺の中に入ってて油ついてるのは勿論、豆腐もところてんもレトルトもソーセージも!!!!

    手土産、プレゼントを買ったとたんに色褪せて見える謎

    あれ食べたいこれ作りたいなるけど、文鳥おにぎりのレシピが好き
    なんだかんだ頑張って文鳥に仕上げる

  • 山本ゆりさんは面白おかしくレシピを作っている主婦と思われそうだけど、もちろんそんなことはない。その裏では絶えず料理の研究をしている・・・はずなのだが、この本にはそういう努力の話はほとんど出てこない。ブログの面白さそのままだ。
    カフェ飯を家庭で作るというおしゃれなことを始めたが、レシピにフランス料理に使うような材料も出てこない。「まるでバルサミコ酢のように焼肉のタレをお皿に垂らして」も、味も見かけも遜色ないところもすごい。(バルサミコ酢はお高くて、他に使えそうなレシピのレパートリーあまりないからね)
    本人が普段食べてるものの写真がすごい(どんなん)、ブログに来たコメントがまた秀逸。こういうの拾って本に載せてくれるところが嬉しい。

    今さらだけれど、ブログで読んでいるからいいか、と思いつつ、まとまったエッセイを読んでみたら、これがまたすごかった!(misachi68さんの本棚より。参考にさせていただいています)
    お友達もネタとして優れていてさすがだが、ご本人の、気を遣うあまりおしゃべりになるところ、子供の体操服のゼッケンが縫えてないところ、ネットショップの失敗談、自意識過剰の件、自分だってあなただって、しんどい時はしんどいのよ!と言って解説までしてくれるところなど、もう共感しまくりになって、頷きすぎて顎がおかしくなったくらいだ。
    ところどころ出ているレシピはカロリー高めだけど、この本もかなり高カロリーの出来だと思う。いろんな意味で。

    • misachi68さん
      kosamebitakiさん、いつもありがとうございます!
      楽しいエッセイ読むと元気になるんですよね〜嬉しいです。
      kosamebitakiさん、いつもありがとうございます!
      楽しいエッセイ読むと元気になるんですよね〜嬉しいです。
      2024/02/13
  • 一年前に単身赴任となった機会に料理を趣味に。
    知人から山本ゆりさんの料理本は面白いと勧められ、確かに面白いと実感。

    その後、ブログも面白い内容だったので、本も読んでみようかなと買ってみたら、正解でした!

    ただ、題にもあるようにおしゃべりな内容なので、自分にはちょっと疲れている時は数話でお腹いっぱいになるので、クスクスっと笑いたい時に読むといい本。

    自宅に帰った際に机に置いていたら、娘は早々に読了してました。

  • 山本ゆりさんのレシピは本当に再現性が高くて美味しく、分かりやすくて最高だ。なのに、いつも謙虚で、苦手でもなんとか家事をする人たちに寄り添ってくれるそのお人柄が大好き。
    笑える話もたくさんあるのだけど、育児の話はまさかこんなに泣くなんてと自分でも驚くくらい泣けてしまった。辛い、可愛い、自分が嫌い、大好き…本当にこの繰り返しの毎日。でも、また明日からも頑張ろうと明るい気持ちになれた。
    今までレシピ本しか読んでこなかったので、ほかのエッセイもまた読みたい。

  • 料理のことはあまり出てきません
    この本を読むと日々の生活を楽しむことができると思います

  • 【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
    https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/567146

  • 日常の事色んな事を言うってくれてます
    それが面白い

  • 久々の山本ゆりさん
    共感できることがたくさんあるのとちょこちょこある注釈がゆりさんらくて好き

    長女の呪縛のくだりにはなんとなく共感
    お姉ちゃんなんだからとかそこまで言われた記憶はないけれど自由にしていてもどこか家のこととか親のことをかんがえてしまうからわかる〜って読めた

    最後の章の「いつか晴れた日に」の
    何かを選択する時、取るべき行動に迷った時も、自分を好きでいられる方を選べばいい
    自分を好きでいられる方を選べばいいって今悩んでる私にはすごい沁みてきた

全72件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

料理コラムニスト。1986年大阪生まれ&在住。結婚前は広告代理店の営業、現在は3児の母。著書「syunkonカフェごはん」シリーズ(宝島社刊)は10冊累計で670万部を超えるベストセラーに。Twitterのフォロワー数は100万人、Instagramは89万人を超える。
「syunkonカフェ どこにでもある素材で 誰でもできる料理を1冊にまとめた「作る気になる」本」、エッセイ本「syunkonカフェ雑記 クリームシチュウはご飯に合うか否かなど」「syunkon日記 スターバックスで普通のコーヒーを頼む人を尊敬する件」(ともに扶桑社刊)も発売中。どこにでもある材料でできるレシピと日常の話をつづったブログを気まぐれ更新中。

ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」
http://ameblo.jp/syunkon/
Instagram:@yamamoto0507
Twitter:@syunkon0507

「2021年 『syunkon日記 おしゃべりな人見知り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

山本ゆりの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×