- Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594087920
作品紹介・あらすじ
著書累計670万部の人気料理ブロガーで料理コラムニスト・山本ゆり、5年ぶり待望のエッセイ集。 「特になんの事件もない、何気ない日常の話をこれでもかと詰め込んだ1冊。でも人生は日常がすべてなんですよね。どこを切り取るか、どう捉えるかで人生は悲劇にも喜劇にも持っていけるから、どうせなら小さい幸せをいちいちクチャクチャ噛みしめ(ガムか)、できるだけ面白がって過ごしたい」(著者あとがきより) 時に一緒に笑い、時に悩みに寄り添って涙する。泣いて、笑って、大忙しの作品集。大人気料理ブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」の大反響ネタに大幅加筆。さらに書き下ろしの新作も多数掲載。エッセイにちなんだおいしいレシピも掲載した欲張りな一冊です。
内容
具なしのインスタントラーメン
パッケージを開けるのが苦手な件
たけのことかいう食材
夏の王将
おしゃべりな人見知り
気が利かない人
おひとりさまビュッフェ
長女の呪縛
食べたくても食べられない人
星野源への葛藤
夢を追いかけること
あなたがしんどいことはしんどい
自分を好きでいるために
ほか
感想・レビュー・書評
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何度読んでもやっぱり大好きな山本ゆりさんのエッセイ。
タイトル「おしゃべりな人見知り」、私もそうなのでよく分かる!!!
気を使いすぎて何もできないとか、考えすぎて結果おかしな動きをするとか、
その思考がすべて言語化できていて、「そうそう、そうなんよ!!」となる。
本人の素の部分が余すところなく、それでいて面白く言語化できている。
文章力がものすごくある人なんじゃないだろうか。
子どもに関する部分なんかは共感の嵐。
言っちゃいけない言葉とか、子どもを伸ばす接し方とか、分かってるけどできてない。親になるまで、話では聞いていても自分では絶対に言わないと思っていた言葉(「早くして」「もう○○してあげないよ」「そんなことしたら○○に怒られるよ」など)を言ってる自分がいて。子育てのつらさって、そんな今までと違う嫌な自分がたくさん出てくるところなんだ、と。私こんなに嫌な人間だったけな?と。その通り。毎日ブレブレ、もその通り。自己嫌悪と毎日の忙しさと、メンタルも体力もいっぱいいっぱいの日々。
を改めて客観的に言語化してくれていて、でも教訓めいたものでも上から目線でもなく、友達と話して「そうやんねー」っていう気分で読める、とても素敵な本。
そしてやっぱり福井のたべまくり日記が大好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
山本ゆりさんの「syunkonカフェごはん」。
お料理は多分そんなに好きではない私にとって、読むだけでも楽しい、楽しくて作りたくなっちゃう魔法のレシピ本。
そんな大好きな山本ゆりさんのエッセイ集
レシピ本なのに笑わせてくれるんだから、エッセイは当然おもしろすぎて、声を出して笑っちゃうほど。家で読んでてよかった〜。
全ての話に共感してうなずきまくり。
お友達との会話のところなんて、私の学生時代の友達との会話と同じ!?というほど懐かしくて。
それでいて、育児関係のところなんて、母親の本音いっぱいできっとどんな育児書読むより励まされる。
そして、ゆりさんのレシピの材料や作り方に表れている優しさの秘密。
最後は心に寄り添ってくれる優しさにうるうる。
エッセイにまつわるレシピものってるのも嬉しい。
笑って、泣いて、お料理作れる、最高の本です。 -
エッセイ集なんだけどブログをテーマ毎にまとめたものかな
わかるーー!と飯テロ
夜中に読んではいけない。ラーメンから何から食べたくなるから
パッケージ開かない。
カップ麺の中に入ってて油ついてるのは勿論、豆腐もところてんもレトルトもソーセージも!!!!
手土産、プレゼントを買ったとたんに色褪せて見える謎
あれ食べたいこれ作りたいなるけど、文鳥おにぎりのレシピが好き
なんだかんだ頑張って文鳥に仕上げる -
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kosamebitakiさん、いつもありがとうございます!
楽しいエッセイ読むと元気になるんですよね〜嬉しいです。kosamebitakiさん、いつもありがとうございます!
楽しいエッセイ読むと元気になるんですよね〜嬉しいです。2024/02/13
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一年前に単身赴任となった機会に料理を趣味に。
知人から山本ゆりさんの料理本は面白いと勧められ、確かに面白いと実感。
その後、ブログも面白い内容だったので、本も読んでみようかなと買ってみたら、正解でした!
ただ、題にもあるようにおしゃべりな内容なので、自分にはちょっと疲れている時は数話でお腹いっぱいになるので、クスクスっと笑いたい時に読むといい本。
自宅に帰った際に机に置いていたら、娘は早々に読了してました。 -
山本ゆりさんのレシピは本当に再現性が高くて美味しく、分かりやすくて最高だ。なのに、いつも謙虚で、苦手でもなんとか家事をする人たちに寄り添ってくれるそのお人柄が大好き。
笑える話もたくさんあるのだけど、育児の話はまさかこんなに泣くなんてと自分でも驚くくらい泣けてしまった。辛い、可愛い、自分が嫌い、大好き…本当にこの繰り返しの毎日。でも、また明日からも頑張ろうと明るい気持ちになれた。
今までレシピ本しか読んでこなかったので、ほかのエッセイもまた読みたい。 -
料理のことはあまり出てきません
この本を読むと日々の生活を楽しむことができると思います -
【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/567146 -
日常の事色んな事を言うってくれてます
それが面白い -
久々の山本ゆりさん
共感できることがたくさんあるのとちょこちょこある注釈がゆりさんらくて好き
長女の呪縛のくだりにはなんとなく共感
お姉ちゃんなんだからとかそこまで言われた記憶はないけれど自由にしていてもどこか家のこととか親のことをかんがえてしまうからわかる〜って読めた
最後の章の「いつか晴れた日に」の
何かを選択する時、取るべき行動に迷った時も、自分を好きでいられる方を選べばいい
自分を好きでいられる方を選べばいいって今悩んでる私にはすごい沁みてきた