- Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594091309
作品紹介・あらすじ
50代になったイチダさんが「はたとわかった」
これからの人生を豊かにする40のこと
「この本では、50代の今の私が『わかった』ことを、
20代だった私に語りかける形で綴ってみました。
私と同世代の方には『そうそう!』と共感して
いただけるかもしれません。
20代、30代のまだ惑いの中にいる方には、
不安や悩みを少し和らげるちょっとした
ヒントになるかもしれません。」(はじめにより)
もくじ
PART1 くよくよするのもいいものだ
PART2 自分らしさってなんだろう?
PART3 日々の暮らしで学びとるもの
PART4 人とのかかわりでわかること
PART5 ココロとカラダはやっぱり基本
感想・レビュー・書評
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50代フリーライターの一田憲子さんが
20代の頃のご自身に語りかける内容。
本当に、昔の自分にいろいろ教えてあげたら
もっと上手に生きられただろうなと思うことたくさんあります。
だいたい納得いく内容だったのですが、
「これ、お願い」と誰かに頼むことができない20代の私に
「お願い」と言ってみることを薦めています。
私は年々頼みにくくなっている気がする。
これ、どこかで変わるのかしら?
それと、一田憲子さんには二人目の夫がいて
子どもはいないそうです。
できなかったのではありません。
「産んでおけばよかった」とも言っていません。
甥や姪がいるし。
でもちょっとだけ自分の子が欲しかったのかなと感じました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
何歳でも読みたい本。
そんなに考えなくてもいいんだなー
自分らしく、欠点もそのまま個性なんだなー
人気のものばかり追い掛けず、自分のお気に入りを選べる人になりたいと思った。
⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎
どこかの誰かが使っている「おしゃれっぽい」ものより、自分が気持ちよく、我が家らしく使えるものがいい。 -
私は自分のことを客観的に見れる事ってまず無い。
なので20代の時、自分がどう思っていたなんて鮮明に思い出せない。
物を書く職業の人は本当に凄いと思う。
自分自身の心を文章に起こすことができるから。 -
現在も仕事があり、離婚歴があり、子供はいないけれど、新しい伴侶に恵まれて。
そんなフリーライターの一田憲子さんの50代になって分かった生活の知恵。
自分の存在意義とか、人生の生き方そのものや、波長そのものがはっきりと違う人種で、こんな穏やかで平和な生活ができることが羨ましくも感じるし、色んなことが当たり前過ぎて、ほんのりと違和感を感じてしまった。
正直なところ、「もっと早く言ってよ」というような新しい発見というか、生きるヒントというか、そういう新しい発見的なものは無く、心に響いてこなかった。
人生には波があって、いい時もあれば、当然悪い時もある。
頂上に昇れば、その後は必ず堕ちる。
次に登る山は、またそれまでの道程とも異なれば、頂上の景色も全く違うものだろう。
ただ、世の中には、その波が緩やかな人と、そうでない人がいるわけで。
貪欲に生きてきた私は、46歳で、その新しい景色を見れるかもしれないことにももう疲れてしまった。
こんな風に穏やかに50代が過ごせたらいいのだけど。 -
一田さんが、20代の頃の自分に語りかけるような文章なので、語尾が「~なんだよね。」という言い回しが多く、それがちょっと気になってしまいました。
でも、内容はとても良かった。
自分の欠点や、弱さ、失敗をさらけ出していて。
モヤモヤする気持ちになる原因をしっかり見つめて、言語化するのが上手なので、読んでいて、なるほどと思える点がいつも多いです。
役立つアドバイスも多かったです。
私も苦手な分野ですが、「断る時は出来るだけ早く」というところを自分にも当てはめたいと思いました。 -
これも絶対お勧めできる1冊。歳取ってもこんなふうに過去の自分に言えないなぁ。成長してなくて。
成長する≒歳を重ねる、ということなのかもしれない。幸せは掴み取るものでなく気づくもの、というのが印象的でした。やっぱり自然に力が抜ける、それが何より強い! -
図書館からで返却期限になり、延長出来ず、ざざっとしか読んでないのだけど…。
人生いつでも反省だらけ。
人よりたくさん動いて、あてにせず、してもらえたら感謝の気持ちになれたらよいのに、日々あれやこれや小さな不満だらけ。
そんな自分に気付くので、読んでよかった。
20歳の自分は聞く耳持たないだろうなぁ。現在の自分に役立てよう。 -
この人の考え方に触れると心が洗われる。エッセイストの松浦弥太郎さんの考え方に似ている気がした。
何と何があれば幸せとか思うけど、そんなものは幻想で、今を味わうことが大切。
心が荒れているときに再読したい。 -
読みやすくて、ためになった。