エコファシズム 脱炭素・脱原発・再エネ推進という病

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  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594091958

作品紹介・あらすじ

「ドイツを見習え」論、グレタ・トゥーンベリ、1.5℃目標、『人新世の「資本論」』、グリーンピース(環境NGO)、坂本龍一、コムアイ(元水曜日のカンパネラ)、EU……
“温暖化防止”という目的をすべてに優先させる考え方=エコファシズムは本当に正しいのか?

◎ロシアのウクライナ侵略がドイツに与えたショック
◎原発を“悪”と決めつけていいのか
◎中国を批判しない環境NGO
◎太陽光パネルは本当に地球のためになるのか
◎資本主義を批判するエコファシズムのエリートたち
◎環境原理主義と全体主義の親和性
◎環境原理主義で形成される“気候産業複合体”
◎エコファシズムの欺瞞が貧困者と開発途上国を苦しめる

ロシアのウクライナ侵略によるエネルギー危機で明らかになった「環境原理主義(エコファシズム)」の問題点をエネルギー温暖化問題の第一人者と気鋭の政治学者が論駁する!

【目次】
はじめに エコファシストの本性はスイカである(岩田温)
第1章 ロシアのウクライナ侵略が明らかにしたエネルギー安全保障問題
第2章 地球温暖化問題は本当に問題なのか
第3章 エコファシズムという思想
第4章 エコファシズムの正体
第5章 環境問題と経済成長
第6章 世界のエコ・エネルギー情勢の行方
おわりに 環境原理主義に基づく「化石燃料叩き」は貧しい人・国を苦しめる(有馬純)

感想・レビュー・書評

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著者プロフィール

東京大学公共政策大学院特任教授。1959年生まれ。1982年東京大学経済学部卒。通商産業省(現経済産業省)入省後、OECD日本政府代表部参事官、IEA国別審査課長、資源エネルギー庁国際課長、同参事官、大臣官房審議官地球環境問題担当、 JETROロンドン事務所長兼地球環境問題特別調査員等を歴任。2015年東京大学公共政策大学院教授を経て現職。21世紀政策研究所研究主幹等を兼務。IPCC『第六次評価報告書』執筆者。これまでCOPに16回参加。著書に地球温暖化交渉の真実』(中央公論新社)、『亡国の環境原理主義』(エネルギーフォーラム)等。

「2022年 『エコファシズム 脱炭素・脱原発・再エネ推進という病』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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