大人になってやめたこと (扶桑社文庫)

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (180ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594092443

作品紹介・あらすじ

「何かをやめることは、私が私で生きるための
人生後半の大掃除だった気がします」
『暮らしのおへそ』ディレクター、イチダさんの
大人がもっとラクチンに生きられるコツ34、待望の文庫化!

“年を重ねると、世界はとらえようのないほど広くて、不確かなもの、とわかってきます。だったら、ものさしを「自分」に置くしかない……。引き出しの中身を、自分のものさしで再定義していく。それが、私の50代の始まりでした。
そんな作業の中で、若い頃から「これは絶対に必要」と持ち続けていたあれこれが、実はいらないんじゃないか、と思うようになりました。~中略~この本は、そうやって私が暮らしの中で、1つ、2つと「やめたこと」をまとめた一冊です。"(本文より)

感想・レビュー・書評

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  • 一個一個短くて、とても読みやすい。
    私がいいなと思った著者のやめたこと一覧。

    ・欠点を無理して直すのをやめる
    ・高級下着をやめる
    ・洋服を探すのをやめる
    ・夜、仕事をするのをやめる
    ・手紙をやめる
    ・古道具を買うのをやめる
    ・丼勘定をやめる

  • 付き合いとか、もっともっとと思うこととか、誰かと一緒がいいとか、普段から自分もそう思ってきたことが書かれていて、共感できた。

    といってもなかなか著者のようにはうまくはいかんけど。新聞とかやめられないし。

    服は探すものではなくて、出会うものっていうのはいい言葉。いっつも探しちゃうからなぁ。出会えると信じて、探さずに待つこととしよう。

  • 所々勉強になりました^ ^

  • 著者が今まで生きてきた中で気付いた、身軽に生きるためのヒントがたくさん詰まっています。
    読む前は物理的なことが書かれている本なのかな?と思っていたのですが、考え方などマインド的なことも多く、自分の経験と照らし合わせながらなるほど〜っ!と読みました。
    言語化力が凄くて、今までモヤモヤしていた感情を言葉にしてもらったような感じでスッキリしました。

  • すぐに取り入れられることだったり、気づきがあって良かった。

  • 自分の気持ちを押し殺さずに、これをやりたい、これが好きと発信すると自ずとそれに賛同してくれる人たちが集まってきてくれる。
    つい周りに合わせがちになってしまうけれど、自分の気持ちも大事にしたいと思った。

  • 人の目を気にするは、「人の心に自分の心を重ねる」こと
    正しいか間違いか判別する方法は、一歩踏み出す、こと
    人間はやったことがないことにしか出会わない、みんな初めての一回しかない人生をぶっつけ本番で生きている
    正解なんてない
    いつも正解じゃなきゃ、100点じゃなきゃダメ、そんな自分を脱ぎ捨てれば、楽しいもの
    誰かと一緒じゃなきゃは自分を不自由にする
    できないことじゃなく、できることに切り替える
    できなくて当たり前、順番に終わらせていけばいい
    無理してできないをできるにひっくり返すより、できることだけを見つけてやる
    ・反省や不安を手放して、ワクワクしたことへ
    ありのままの私になる
    できないとこ苦手なことを手放す

    人生は短いもの、だったら粒よりの関係で本当のやりとりを楽しむ
    誰も見てない家で自分のためにおしゃれをすると気持ちが明るくなる
    「やればなんとかなる」
    自分が自分らしくいられるおしゃれをする
    「こうだったらいいなあ」とずっと思い続けていると、少しずつ「そっち」へ近づく
    幸せは自分の力でもぎ取るものじゃなく、熟すのを待って、ぽとりと落ちる実を拾うこと
    自分を「初めて」の環境に置くと、思いもしなかった新たな自分を見つけられるかも
    大変なのは最初の一歩だけ、その先にワクワクする道が続いているから、初めての扉を開こう
    何か困ったことにぶつかった時、一旦その場から離れてみる
    世の中にあるうまくいかないことは、実は案外うまくいってるのに、自分がうまくいかないと思い込んでるだけなのかも
    幸せはあっちこっちに落ちてる
    人生を楽しむには買うと使うのバランスが大事
    柔らかい頭でいる、これじゃなきゃとこだわるのではなく、こっちでもいいかなと選択肢を増やす
    女は愛嬌や!
    誰も何も言ってくれなくてもそれでも大切なことがある
    当たり前を味わっていけばら本当の豊かさを積み重ねられる
    誰もが完璧に生きれるわけじゃない、誰でもできないことを持っていて、できる度合いが違う
    100%自分を使い切らず、力を抜く
    やらなくてもいいことを探す
    目的のその向こうまで視野を広げると、こうじゃなきゃという思い込みが解けていく
    見当がつかないことをわかる方法は、やってみるしかない、もし間違えたら、引き返し、新たな方向へ歩みだしたらいいだけ

  • 何でもかんでも、あれもこれもではなく、
    やめていくこともこれからの人生では大切なんだと感じた。
    ⚪︎反省をやめる 1日の終わりはハッピーだったことを思いだす
    ⚪︎「もっともっと」をやめる 持っていないものを数えるより、すでに持っているものを使う人生を
    ⚪︎ファンデーションをやめる 「レミオ」というモロッコオイルのあとローズウオーターに乳液で肌を整え、日中は日焼け止め
    ⚪︎アイメイクをやめる アイシャドウはまだ手放せないけど、少しずつ
    ⚪︎糖質を軽くやめる 朝はフルーツで排出 これも仕事に余裕がある時にチャレンジしていきたい
    ⚪︎夜仕事をするのをやめる 寝る前は余白の時間をつくりゆっくりする

  • 50代になって、もっともっと、と新しいこと、モノを吸収していく生活から、足るを知る、身の丈に合った生活にシフトすることで身軽さを手に入れた一田さん。
    まだ足るを知る境地まで行っていない私は、文旦のジャムが食べてみたくなりました。

  • 写真に惹かれて買った本。写真がキレイ。写真から想像できる和の暮らしが素敵。ぜひ、写真メインの本も出して欲しい。

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著者プロフィール

1964年京都府生まれ、兵庫県育ち。編集者・ライター。
OLを経て編集プロダクションへ転職後、フリーライターに。暮らしまわりを中心に、書籍・雑誌で執筆。独自の視点による取材・記事が幅広い層の人気を集めている。『暮らしのおへそ』『大人になったら、着たい服』(ともに主婦と生活社)では、編集ディレクターとして企画・編集に携わる。著書多数。近著に『明るい方へ舵を切る練習』(小社)、『人生後半、上手にくだる』(小学館クリエイティブ)がある。


「2023年 『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

一田憲子の作品

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