人生に期待するな

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594092702

感想・レビュー・書評

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  • 今日一日でビートたけしさんの本二冊読みました。
    たまたまです。

    この『人生に期待するな』
    ところどころ取り出して
    「誰のエッセイでしょう?」とクイズに出したら
    多くの人はわからないのではないでしょうか?

    TVでさんざんたけしさんを見てきたのに
    へーこんなことを考える人だったのか、とちょっと驚き。

    面白い事を言っているし
    なるほどなあとは思うけど
    所詮たけしさんは天才。

    楽しいことをやって
    第二志望で成功したら
    第一志望も上手くいってしまった人。

    それでも「(お笑い芸人は)常識をおさえておくべし」
    脳裏に焼き付けておきます。

  • 芸能ネタが少し多かったのが、残念。

  • たけし流の愛があふれる一冊だった。
    「人生はクソして死ねばそれでよし」ということが書かれていて本のタイトルに偽らない本音が書かれている。

    とはいえ、上記の内容は過去の著書でも述べられていたことだったので目新しさはなかったが第4章にあった今は大多数の意見が正解になって少数派の意見はそれを主張するだけで叩かれるという時代にあるから自分の生き方や価値観はなるべく発信せずに心の中だけでなにくそと自分の考えを大切にするのが得策と書かれていたのは良かった。

    また、第1章のAIに対するたけしの考えを知れたのも良かった。工学部出身のため量子コンピューターやAIに対する知見も深かったのが流石だなと。

    ただ、この本にも「自分は生まれ変わっても安定した道ではなく険しく大変な道を選ぶ」と言っているように「人生クソして死ねばそれでオーケー」と考えている人が送るような人生を著者自身が全然送っていないという点は留意したい。

  • 「夢なんてかなえなくても、この世に生まれて、生きて、死んでいくだけで、人生は大成功だ」
    この言葉になんだかハッとさせられた。
    日本にも世界にも地球の未来にも、何も期待できなくなるような、現実を突きつけられるような本ではあったが、タケシのこの言葉は心に響いた。

  • 最近自分の強みを調査するテストを受けた。テストという鏡に自分を写して、自分がどのような強味を持っているかをあぶり出して、その後の生活に活かすというもの。
    筆者は下積み時代からそんな分析できるセンスがあったから大成したのだと思う。あとは状況を把握して、対応することに長けている。
    自分は筆者のようには振る舞えないが、今の時代に流されない感覚は持ち続けたいと思う。

  • 難し

  • 贅沢と幸福は別物だ。つつましく生きても、人生の大切な喜びはすべて味わえる。

  • とてもシビアに客観的に、自分と世の中を見ている人。文章の端々に、理系で培われた考え方があらわれる。
    されど私は、やはり人生に希望を持って生きていきたいと思う。

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著者プロフィール

ビートたけし。1947年、東京都足立区生まれ。72年ツービート結成。89年『その男、凶暴につき』で映画監督デビュー。97年『HANA-BI』でベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。著書多数。

「2020年 『浅草迄』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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