発達心理学特論 新訂

著者 :
  • 放送大学教育振興会
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  • Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784595139581

感想・レビュー・書評

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  • 発達心理学のイロハは知っていたつもりの自分だったが、この本によって、その土台をさらに強固にしてもらった感がある。取り上げられている一つ一つのエビデンスが新鮮であった。

    気になった記述。
    ・愛着のタイプを規定する要因と人格発達の相関(ストレンジ・シチュエーション法)
    ・心理学において自己に始めた言及したのがジェームズ。知る自己と知られる自己の二重性にすでに着目していた。
    ・学校における協働が発達に影響を及ぼす
    ・コンピュータの歴史:国家による管理から自己表現へ
    ・生後21ヶ月を過ぎるとヒトは困った他者を助けようとする。
    ・一語文から二語文に至る期間は長い。二語文からそれ以上は早い。
    ・生涯発達において獲得と喪失は混在している。
    ・老年期においては両性性が大事

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著者プロフィール

甲南大学特任教授,京都大学名誉教授

「2021年 『有斐閣 現代心理学辞典』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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