地球史を読み解く (放送大学大学院教材 s 911 放送大学大学院文化科学研究科)

制作 : 丸山 茂徳 
  • 放送大学教育振興会
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784595140754

感想・レビュー・書評

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  • 放送大学のこの本は読んでないが、2014年以来、『地球史を読み解く』というタイトルで断続的に再放送されている。録画しておいて、再試聴すると良い。
    地球の生命の誕生は、意外に早かったようで、最初は酸素を嫌う生物だった。目に見える進化というのは、だいぶたって酸素が増えてからのことらしい。
    大陸移動などのプレートテクトニクスが、狭い内海を造ったり、孤島を造ったり、大地を割いて狭い谷を造ったり、そういう狭い場所が生命の進化を加速するらしい。たぶん退化も同じなのだろうが、退化して滅んだものは残らないのだろう。
    人類の進化も、700万年前より前に、アフリカ東部の大地溝帯という裂け目ができたことと深い関係があるらしい。

    2~3億年後には、全大陸は「アメイジア大陸」という(名前は決まっている)1つの大陸にまとまって、日本は海から遠い一番の奥地となるらしい。
    大陸移動は生命の進化をもたらしたが、生命の死骸(炭素など)や海水を、マントルの下へ呑み込んで行くので、海や生物が消えてなくなるのは、あと数億年。そう遠くないことらしい。

  • 請求記号 450.2/Ma 59

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