- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784595314292
感想・レビュー・書評
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「ノーベル経済学賞」受賞者からみる主流の経済学理論、という体のテキスト。記述はごく平易なので、学説史を学んでいなくても理解できる。
なお、同様のコンセプトの一般書に『ノーベル賞の科学 経済学編』(技術評論社 2010)というのがある。ただし、そちらはライターがまとめた本であって内容面でも力点が異なるので、この本(『現代経済学』)と単純に比べるものではないが。
【目次】
まえがき 003
1.ノーベル経済学賞の誕生 007
1 ノーベル経済学賞はどうやって決まるのか
2 フリッシュ
3 サミュエルソン
2.現代ミクロ経済学の構築 022
1 ヒックス
2 アロー
3.社会経済学の射程 038
1 ミュルダール
2 ハイエク
4.アメリカ・ケインジアンの活躍 053
1 クライン
2 トービン
5.反ケインズ革命ののろし 066
1 フリードマン
2 ルーカス
6.シカゴ学派の繁栄 081
1 スティグラー
2 ベッカー
7.動学的マクロ経済学の発展 095
1 ソロー
2 プレスコット
8.金融経済学の革新 109
1 マーコヴィッツ
2 ショールズ
9.国際経済学の精緻化 123
1 オリーン
2 マンデル
10.市場と組織の経済学 137
1 コース
2 ウィリアムソン
11.ゲームと情報の経済学 151
1 ナッシュ
2 アカロフ
12.行動経済学の流行 165
1 サイモン
2 カーネマン
13.歴史と倫理の経済学 180
1 ノース
2 セン
14.ノーベル賞経済学者の活躍 195
1 スティグリッツ
2 クルーグマン
15.ノーベル経済学賞の忘れもの 211
1 ノーベル経済学賞の歴史
2 ノーベル経済学賞の忘れもの
3 ノーベル経済学賞の未来
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