甘く、蕩ける。 エリート上司の一途すぎる溺愛 (ルネッタブックス)

著者 : にしのムラサキ

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2021年8月12日発売)

感想・レビュー・書評

[lovenovelsさんの感想 · 2021年12月14日]

大きすぎる胸がコンプレックスの彩実と、見た目のクールさに反してスイーツ好きな敦士。理由は同じではないけれど、周りからの反応に傷つけられて来たのは似ているかも。イメージなんて周りが勝手に抱くものだから、２人は何も悪くないのに…。そんな２人が、お互いのことをちゃんとひとりの人として見て、一緒に過ごせるようになって本当に良かった。長年の習慣やコンプレックスは中々変えられないかもしれないけれど、それでも２人でスイーツを食べたりしながら一緒に楽しく過ごすのかな。と思うと、幸せな気持ちになれた。

著者プロフィール

福岡出身。2018年より執筆開始。2019年アルファポリス「第２回ホラー・ミステリー小説大賞」において『翡翠少年は謎を解かない』で特別賞受賞。2020年アルファポリス「第13回恋愛小説大賞」において『お見合い相手は無愛想な警察官僚でした　～誤解まみれの溺愛婚～』でエタニティ賞受賞、同作でデビュー。甘々かつ、気楽に読んでいただける作品を目指してます。

「2023年 『エリート自衛官に溺愛されてる…らしいです？』 で使われていた紹介文から引用しています。」