熱砂を駆ける恋 (ハーレクイン・ロマンス 2095)

著者 : スーザン・スティーヴンス 萩原ちさと

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年2月1日発売)

感想・レビュー・書評

[佳香さんの感想 · 2017年9月2日]

ヒーローもヒーロー父も最低。
シークもので、しかもシークレットベイビーもの。
これ以上ないほどの最低な組み合わせで覚悟はしていたものの、本当にひどい話だった。

妻にする気などさらさらない、とか言っておきながら性欲暴走で、とりあえず息子を手に入れるために結婚って言っとくか、みたいなのがもうホント許せない。
性欲暴走はヒロインも同じで、性欲に流されてばっかり。
ちょっとは頭を働かせたら？

おまけに、何がどういう流れでヒーローがヒロインに『ずっとここにいてくれ。』って言う心境になったのかが、まったく分からない。
二人で乗馬の時間を過ごしたって言っても、特に何かがあったわけでもないし、ヒーローのその辺りの心理描写も全くないので、ヒーローがいきなりそんなこと言い出して、こっちは『( ﾟДﾟ)ﾊｧ?』ってなる。

そして、あんだけ色々あってあっさり許すヒロインも理解しかねる。

[うるるんさんの感想 · 2010年1月20日]

R-2095