- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596128157
作品紹介・あらすじ
弟のスティーヴンが100万ユーロを横領して姿を消した?グレイシーには信じられない話だった。"今すぐ逃げなければならない"というスティーヴンの電話に、グレイシーは急いで弟の会社に駆けつけ、事情をきこうとした。だが彼女を迎えたのは社長のロッコ・デ・マルコ。ロッコは険しい表情で彼女の弟が会社の公金を盗んで失踪したと告げる。しかも、グレイシーも共犯ではないかと疑っているようだった。さらにロッコは彼女を会社の最上階にあるペントハウスに連れていき、スティーヴンが現れるまでの"担保"として部屋に閉じこめた。そのあいだ、家政婦として働くようにとさえ迫って-。
感想・レビュー・書評
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双子の弟が会社のお金を横領して姿を消した?
弟の行方を探すヒロインは弟の会社を訪ねるが共犯を疑う会社社長のヒーローに足止めを食らってしまう。
自覚がないだけで最初からヒロインに参ってるヒーロー。
心の弱みや過去を話せる相手が出来て良かったね。
2012年。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
弟の罪のために、半ば監禁状態のグレイシー。だが、ロッコと同棲するうちに、彼に惹かれていくように…。そして、ロッコも、弟と共犯かもしれないと疑いつつ、自分と同じ下層出身の彼女に強く惹かれ…。
ハーレロマンスらしい激情の鬼ロマです。女性不信と成り上りらしい疑心に心を曇らせながらも、彼女を強く求めてしまうヒーローが素敵ロマ。信じてほしいヒロインが、彼の言葉に傷つくたびに、キュンなのであります。
定番の展開ではあるのだが、男女間のパワーバランスの配分も心理的葛藤も素晴らしい作品。
ロッコの腹違いの妹が出る関連作「愛の逆転劇」と合わせてどうぞ。
http://books117117.blog110.fc2.com/blog-entry-5229.html -
『愛の逆転劇』(Rー2928)関連作品
本作品のヒーローの異母妹が愛の逆転劇のヒロイン -
期間限定版
グレイシーの頑張りと無邪気さが好ましい