懲らしめの口づけ (ハーレクイン・ロマンス)

著者 : ダニー・コリンズ 川内真希

• ハーパーコリンズ・ ジャパン (2016年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

ローワンの母は大富豪オリーフの愛人という立場だったが、オリーフは養父としてローワンを慈しみ、育ててくれた。そんな彼と母が飛行機事故で行方不明になって1年が経つ――ローワンは覚悟を決め、遺品を整理するために二人の屋敷を訪れた。そこにいたのは養父の息子ニコデマス――ローワンの初恋の人。二十歳の誕生日の夜、口づけの後で彼はローワンを冷たく拒んだ。きみはまだ大人の男の恐ろしさを知らない、などと言って。時を経ても、彼は冷酷でセクシーだった。ローワンに向かって、「屋敷に留まりたいなら愛人になれ。母親のように」と言った

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年11月2日]

ヒロインの母は大富豪の愛人だった。
養父として愛情をかけてくれた男性と母が飛行機事故で行方不明になって一年。
家族の思い出が残る屋敷を訪れたヒロインは養父の実子であるヒーローと再会してーー。

父にも母にも愛情をかけてもらえず孤独だったヒーローの心の傷が深く、ヒロインと同じように慰めてあげたくなる。
自分がヒロインにも相応しくないと思っているからこそすんなりと結ばれることが出来なかったけど2人が愛し合って家族になれて良かったねと思う。

2013年。