嘘と愛の間で (ハーレクイン・イマージュ 1938 秘密の扉が開くとき 1)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2008年4月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596219381
感想・レビュー・書評
-
億万長者の妻として完璧な存在であろうとしてきたテレビ番組の人気司会者のヒロイン。
ヒロインとヒーローの関係、ヒロインと異母妹、ヒーロー妹とちょっと詰め込みすぎな気もした。
ヒーローのヘタレなんだけどヒロインにメロメロなところがわりとお気に入りなので夫婦再生に焦点を当ててほしかったかな?
前半と後半でヒーローのイメージが大分違う。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
I-1938 ベルは朝のテレビ番組の人気司会者として活躍中。そのうえ私生活では億万長者の妻となれば、人々の羨望の的だった。なのに、ベルはいつもむなしさを感じていた。私は本当の自分を巧妙に隠し、作られた人生を演じているだけ。夫のアイヴォにさえ、真実を話すことができずにいる。そもそも、彼との結婚生活に感情の入り込む余地などなかった。二人の結婚は、互いに望むもの―生活の保障とベッドの相手を手に入れるための取り引きにすぎなかったのだから。今さら愛が欲しいなどとどうして言えるだろう?だからベルは自分にできる唯一のこと―別れを切り出した。
-
1938
-
この話、面白いです。私のツボ。
ヒロインはテレビの朝番組の人気者。ヒーローは億万長者で、お互いの結婚は生活の保障とベットの相手を手に入れる取引として生活している。
ヒロインは愛が欲しくて、さらに生き別れた自分の妹を探すため、経歴を誤魔化していたために完璧を望んでいると思っているヒーローから離れようとする。
ヒーローはヒロインを愛しているのが読者はわかるのに、どうして彼女がいないとだめなんだろうと、思い悩みながら、ヒロインの手助けをする。
それぞれのキャラクターがすばらしくて、さらにヒーローのメロメロぶりがとてもよかったです。