ボスと秘書の十二カ月 (ハーレクイン・ディザイア 1331 キンケイド家の遺言ゲーム 1)
- ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年9月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (156ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596513311
感想・レビュー・書評
-
『キンケイド家の遺言ゲーム』シリーズ1
長男ランドと元恋人(秘書)タラ。
想像より面白かった!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
社長秘書として働いていたヒロインは社長の息子のヒーローと付き合っていたが、ヒロインが将来を口にしたとたんヒーローに去られてしまった。
ヒロインは深く傷つき、会社をやめ、母親の看病をしながらひっそりと暮らす。
5年が過ぎたとき、社長の死去により、遺言が明かされた。そこにはやはり5年前に会社を去っていたヒーローに会社に戻り、社長として働くこと、
ヒロインを社長秘書にすること、その二つを守らなければ会社はライバル会社に売られてしまうことになっていた。
ヒーローは残された家族、兄弟のために、ヒロインに秘書になってくれと頼みに行く。
ヒロインは、悲しい別れが会っても、まだヒーローを愛していることに気づき、一緒に働くことに同意する。
二人の恋の行方は・・
感想
ヒロインの一途な思いが伝わって、ヒーローに早く気がついてほしいお話でした。
ヒーローは愛している、と伝えてきたヒロインに、自分以外の人と幸せになれと言いながら、自分の家族とヒロインがベットをともにしたと勘違いして
ヒロインが違うと言っても信じない。
ヒロインはいつかヒーローが自分を信じて愛を返してくれると、ヒーローにひどいことを言われようと、そばにいようとする。
まあ、ヒーローも色々心の葛藤があって、やっとヒロインが自分の家族と寝ていたとしても、ヒロインのことが好きだからそれを乗り越えたと思ったら、
ヒロインに信じてくれないのね、と出て行かれてしまって、このエピソードには、不謹慎ですが笑えました。