ハンティング 下 (ハーパーBOOKS M ス 2-4)

  • ハーパーコリンズ・ ジャパン
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感想 : 27
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596550460

感想・レビュー・書評

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  • 上巻から被害者はどんどん増えていくのに捜査は相変わらず遅々として‥
    どんな展開になるのか仕事してても気になって仕方ないったら‼︎
    そして残り十数ページで一気に‼︎
    何気に寝不足は続きます
    登場人物も魅力的に描かれています
    はぁー 読み終わってスッキリ‼︎

  • カリン・スローター『ハンティング(下)』ハーパーBOOKS。

    第1の犠牲者に続き、第2、第3の犠牲者が。そして、第4の犠牲者が…依然として見えぬ犯人の正体…

    最近では珍しいサイコ・ミステリーであり、最後の最後まで犯人の正体が解らないというジリジリとした展開が面白いと思った。しかし、犯人の正体が解り、全ての伏線が回収された瞬間には何故か随分と小さくまとめてしまった残念な作品という感想を持った。

    その理由は2点ある。1点目は、果たして、ウィル・トレントと共に主人公として描かれるフェイス・ミッチェルの妊娠と糖尿病は描く必要があったのかという疑問を感じたこと。2点目は、途中まで重要な役割を演じた医師のサラ・リントンの影は次第に薄れ、最後に付け足したようなサラの夫の死にまつわる秘密が判然としないこと。以上のことから、贅肉が多く、ミステリーとしての骨格が今一つはっきりしない残念な作品という感想を持ったのだと思う。

    上巻を読み終えた限りでは、これまでに読んだカリン・スローターの作品の中では一番スリリングで、恐ろしく、面白いミステリーだと思ったのだが…

  • 下巻に入って捜査はようやく進展を見せるが、終盤で犯人へと繋がるきっかけが些か安易過ぎて、ラストは著しく失速する。それに加え、犯人の人物造詣やその置かれた環境もステレオタイプなので、上巻で積み上げたディテールや緊迫感を活かせているとは言い難い。社会派ミステリーとしても中途半端な印象は否めず、実は物語の筋立てに関して引き出しの少ない作家ではないかとつい邪推したくなる。キャラクター小説として読む分にはすこぶる面白いのだけれど、本筋においてこのパターンが(とりわけ上下巻で)続くようだと、結構辛いかもしれないぞ…。

  • 主要キャラクターの背景が濃すぎる。それぞれがしっかり描写されているのにストーリーが散漫にならないのは進行する犯罪行為が凄惨を極めているため。
    息子を愛するあまり娘の言葉を信じないなんて、母親と娘は難しいというけれど、これまでとは。最終章はなかなか衝撃的でした。

  • カリン・スローターの作品はまだ5作しか読んでいませんが、一貫しているのは受けた暴力から立ち直っていく強さを描いていると感じました。
    またクライマックスに向けて畳み掛けるような展開は、相変わらず流石だと思いました。

  • 1巻でぐろいなぁと思い、読むのをやめようかと思ったけど、ラスト捕まった人のその後が気になったので、2巻も読んでみた。
    犯人は聖書・キリスト教に偏見があり、物語に食い込んでいた。また読もうとは思わないが、アメリカでは宗教が深く根付いていることがよくわかった。やはり日本は特殊なんだなと思った。

  • 捜査官ウィルトレントと検死官サラが出会うなんて、カリンスローター読者の気持ちわかりすぎてる!!!
    読み終えてしばらくたったんだけど、サラが持ってた手紙には結局何が書いてあったんだっけ…
    読んでるときはめちゃくちゃおもしろいのに、少ししたら内容忘れちゃう。けど面白いから続編も読みます。事件は解決だけど、ウィルやフェイスたちはこれからどうなるんだろう。気になる

  • あとがきを読んで知ったんだけど、どうもこの本はシリーズものらしい。
    だから話の進め方が強引だな?と思ったり、最後フラグ回収してないな、と思ったりしたのかな…。
    それでも、フェイスとウィルがこの事件はポーリンが始まりだって思うに至ったところが理解できない。この流れでなぜポーリンが原因だと思うのか不思議で仕方なかった。そして最後までそこはわからなかった。

  • 捜査が難航するなか、新たな女性が行方不明になった。これまでの被害者と同じく、裕福で社会的地位が高く、やせ形の美人で嫌われ者―。だが被害者をつなぐ接点はなく、犯人の影は全く見えない。刻一刻と時間が過ぎるなか、ウィルは彼女たちが摂食障害を抱えていたことに気づく。そして、そこに隠された暗い秘密にも…。緻密な計画性と異常な暴力性をあわせもつ犯人のシナリオとは!?

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