甘やかしてあげる~副社長とナイショの同居生活!?~ (ヴァニラ文庫)

著者 : 玉紀直

• ハーパーコリンズ・ ジャパン (2016年3月31日発売)

作品紹介・あらすじ

「しばらく、ここに住まわせてくれ」総合商社に勤める七海の日常が一変！　社長令息で副社長の大越悠馬が、一人暮らしの七海の部屋に転がりこんできたのだ。男女交際の経験ゼロなのに、いきなり同居生活に。憧れの悠馬の意外な素顔を知り、求められるまま初エッチ……周囲には秘密の甘く濃密な夜を重ねる二人だけれど、悠馬の婚約者が現れて……!?（ヴァニラ文庫ミエル）

感想・レビュー・書評

[永杜さんの感想 · 2022年3月11日]

社内の何でも屋の主人公が帰宅すると
ドアの前に副社長が落ちていた。

ピンポイントで座り込んでいる時点で
怪しいと思わない主人公がすごいです。
知り合い、というのもありますが…危機感はどこへ？ｗ

お約束の令嬢も出てきたりはしますが
そこまでの事はなく。
いや、それよりも副社長のフェチの方が
何事もあるかも知れませんが。

[miakaさんの感想 · 2017年8月22日]

まぁ、この手の話にリアリティを求めてもしょうがないんですけど。。。
いくら憧れていたからって、ほとんど話をしたこともない相手を「部屋もあるし」で泊めますかね。泊めてくれって言うほうも、言うほうだけど。
あんまり事件ってほどの事も起きないし、途中で飽きました。

[あかりあさんの感想 · 2017年7月26日]

いわゆる匂いフェチな彼ですが、割と重症。
好きならいいと思いますっていう感じですかね。
個人的に身を引く系ヒロインすきなんですけど、今回のヒロインは
少しだけ文句言ったりしてました。
ダメじゃないんだけど、黙って何も言わない方がなんとなく好きです。
まぁそれでわかってほしいっていうのはきっともっと傲慢なんでしょうけど。
全体的にも丸く収まって読後感はすっきりです。

[ひるあんどんさんの感想 · 2017年7月19日]

頼られるばかりで甘えベタな七海と職場では有能で隙の無い理想の副社長悠馬の秘密の同居生活。いくら憧れていたとはいえ一人暮らしの家に同居させるか？という疑問を抱いてしまってはこういう本は楽しめない(笑)仕事中はカッコいい悠馬が私生活ではネクタイも結べない不器用で何でもやりっぱなしのだらしなさ、極めつけは匂いフェチ・・・、ふつう引くでしょ。それを知っても愛情が深まるのはすごい。悠馬に比べて七海に弱点のようなものがなかったのは残念かな。

著者プロフィール

2008年秋よりネットで小説を書き始め、2013年出版デビュー。

「2020年 『焦れったいほど愛してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」