忍び寄る永遠 (MIRA文庫 BB 1-2)

著者 : ビバリー・バートン 仁嶋いずる

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2007年11月15日発売)

感想・レビュー・書評

[(´ｰ｀)さんの感想 · 2021年12月11日]

「甘美すぎた誘惑」に登場した警部補のジムがヒーロー。
離婚により離れて暮らす息子の為に仕事を辞めて田舎の主任副保安官として、ヒロインの元へやってきた。
ヒロインはヒーローの上司で女性保安官。
昔大学のフットボール選手だったヒーローに憧れていた過去がある。

前作同様どんどん人が死んでいきます。
プラス強姦描写もあるので読んでいていい気持ちではなかったけど、続きが気になってほぼ一気読み。
怪しいなと思った人物が2人ほどいてそのどっちかな、というミスリードがうまかった。

ロマンスの方は、元妻の似たような頭の軽い女性、ヒロインの妹に惹かれる辺り勉強しないな！とヒーローに対して思ったけど、ちゃんと目が覚めてよかった（笑）
友達としてヒーローを支えたり、ヒーローとその息子の仲を取り持ったりするヒロインが健気で愛おしかった。

[youyou1223さんの感想 · 2015年11月21日]

「忍び寄る永遠」連続殺人事件を追う女性保安官。事件解決と彼女の不器用な恋はどうなる？
http://youyou-bookmovie.blog.so-net.ne.jp/2015-10-25

[mylteさんの感想 · 2010年1月22日]

購入済み

あらすじ
アダムズ郡初の女性保安官であるバーニー・グレンジャーは、くたくたに疲れていた。若い女性が行方不明となり、不眠不休で捜索していたからだ。しかし、明日は新しい部下が来るため、早く出勤しなければならない。その新主任副保安官の名はジム・ノートン。かつてバーニーが幼い胸を焦がした、大学フットボールのスター選手だった。しかしその後の彼の人生は、決して平坦な道ではなかったらしい。翌朝、オフィスに来たジムを見てバーニーは驚いた。心に傷を持ち、生活に疲れていながらもなお、彼が相変わらず魅力的なことに…。

甘すぎた誘惑
このスピンオフ。
ジム・ノートンが再度登場してこの本の主役となっていました。
いい人で魅力的なヒーローは安心して読めました。

被害者が加害者になる。
そんなこともあるのだと。

保安官制度が前よりよくわかった一冊です。

Close enough to kill by Beverly Barton