- Amazon.co.jp ・本 (587ページ)
- / ISBN・EAN: 9784596913647
感想・レビュー・書評
-
ビバリーバートンの三部作シリーズの中の1つ。
もちろんこの本単品でも十分筋は分かるし、面白い。
ただし、元ミス○○といった美人ばかりを殺してゆく「ビューティーキラークイーン」の殺人描写はかなり残酷かも。
あまりにリアルに想像ができてしまうあたりは、さすが作家の筆力なのだろうが、、、、詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
購入済み
あらすじ
「ビューティークイーン・キラーがまた現れました」リンジーは知らせを聞いて飛び起きた。リンジーの悲願は、美女を狙う連続殺人犯を捕らえること。刑事として初めて担当したのは、気鋭の弁護士ジャッドの妻がこの悪魔に殺された4年前の事件だった。以来、自暴自棄な生活を送るジャッドを周囲は見離したが、リンジーは彼の深い絶望を理解し、やがて同情は秘めた恋心へと変わったのだった。再び事件が起き、捜査にかかわるため久しぶりに姿を見せたジャッドを前に、報われない思いを忘れようと誓ったリンジーの心は。。。。。
パウエル探偵事務所も3作目なんですね。
このヒーロー、ヒロインも気になりますがパウエル探偵事務所のグリフィンがきになってしょうがないわたし。
次作くらいでグリフィン主人公にならないかなぁ。
足蹴にされても
傷つけられても
愛してしまったらとめられないのだとあらためて思う本作。
ビューティークイーン・キラーが解決していないのでまたこのサスペンスが書かれる予定のようです。
上流階級の紳士と認識されている人が猟奇殺人者。
それも殺人をゲームにして殺した女性の美を永遠に保ってあげているのだという論理展開をしているこの作品の殺人鬼。
本当の謎解きに当たる次作品が楽しみです。
The Dying Game by Beverly Barton