邪悪な天使 (ＭＩＲＡ文庫)

著者 : リン・グレアム 漆原麗

• ハーパーコリンズ・ ジャパン (2015年8月6日発売)

作品紹介・あらすじ

ルチアーノ・ダ・バレンサが釈放された――その知らせにケリーは動揺した。5年前、婚約者だった彼に裏切られ、その直後に彼が横領の罪で逮捕されて、二人の関係は終わった。その彼が無実だったなんて！　出所した彼は、ケリーの祖父に以前貸した大金の返済が滞っているので、祖父母とケリーが住んでいる古い城を差し押さえると言い出した。追い出されても、行くあてもお金もないのに……。屈辱をおして彼を訪ね、猶予が欲しいと懇願したケリー。するとルチアーノは思わせぶりな態度で、こう訊ねた。「君はまだバージンなのか？」

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年7月26日]

横領の無実の罪で5年間投獄されていたヒーロー。
釈放され復讐を企むヒーローは元婚約者とその祖父母の住んでいる古城を差し押さえてーー。

華麗なる転身シリーズの第4作らしいけど前作を読んでなくても大丈夫。
いつのまにかヒロインに対しては復讐を忘れてあっさり降参しているヒーロー。
そんなものなのかw
愛人扱いもどこいった？w

2003年。

[fyukawaさんの感想 · 2015年11月5日]

無実の罪で5年も投獄されていた人の恨みは早々晴れないわね。