暗黒伯爵の甘やかな獲物 (MIRA文庫) (MIRA文庫 AS 1-15 愛と享楽のローハン子爵家)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
3.67
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 7
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (494ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596917102

作品紹介・あらすじ

2年前の不幸な事件により、ミランダは社交界のはみ出し者にされてしまった。彼女とつき合う者は家族と親友以外おらず、孤独な日々を送っている。ある日ミランダの馬車が事故に遭い立ち往生していると、謎めいた美貌の紳士が現れ、豪華な馬車で家まで送り届けてくれた。そのうえ彼の屋敷で開催される音楽会に招待してくれたのだ。彼の名はルシアン。伯爵という身分にもかかわらず、社交界の俗習など歯牙にもかけない彼にミランダは強く惹かれていく。それが“蠍”の異名を持つルシアンの、甘く恐ろしい罠だとは知るよしもないまま。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 二作目のエイドリアンとシャーロットの娘、ミランダ・ローハンと顔と体に醜い傷痕を負ったサソリと呼ばれる暗黒伯爵の物語。

    一言でいうと最低なヒーロー。
    地雷な人もいると思う。
    彼がヒロインにした非道な行為の数々を思うと、彼に与える罰はこれだけじゃない足りないし胸くそ悪いけど、その後のヒーローが全てを癒してくれるほどヒロインを大切にし愛するなら許そうというレベル。
    ただこのシリーズは好きだったし物語としては面白かったから☆4。
    ヒーローが過去の行為を心から反省してくれることを望む。
    ヒロインはメソメソしてなくて気が強くて前向きで好感が持てる。

    しかしアン・スチュアートは四十年も作品を出してるんですね?
    すごい。
    彼女の独特な雰囲気や作風好きです。

    原作は前二作と同年に出てる様子なのに翻訳、出版は前作から二年半掛かってるし翻訳者さんも変わっちゃってるけど(翻訳は問題なし)出版してくれて感謝。
    しかし購入したのはだいぶ昔なのにようやく読めた。。

    2010年。

全1件中 1 - 1件を表示

アン・スチュアートの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×