運命の逆転 (ハーレクイン文庫 58)

著者 : ポーラ・マーシャル 横山あつ子

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2006年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[q3さんの感想 · 2015年8月8日]

スザンナ非常に好ましいヒロイン。
クズとクズ以下の人間がゴロゴロ出てくるが、クズ以下のバハクームが最後に捨て身でやって来るのは演出過剰な感じ。
ああいうタイプは逃げおおせて生涯恨み言ばかりなほうが、それらしいと思う。

[akkosanさんの感想 · 2011年9月2日]

最初から最後まで面白いです。当時の雰囲気を彷彿とさせながらも、ロマンス小説らしい作者の世界も作りあげてます。

[Renさんの感想 · 2010年8月29日]

謎めいたインド帰りの大富豪ヒーロー。式当日に手紙で婚約者に捨てられ家族からも見捨てられ貴婦人付き添い人になったヒロイン。ある復讐げきに巻き込まれ人生が大きく変わってくヒロイン。気が強くて個性的なヒロインも家族がないヒーローも心に傷をおっていて　後半になると不穏な空気が２人を包みはじめる。裁判シーンはハラハラしてしまった。ヒーローの過去はとても悲しい話だったなぁ。

[えむ･小夜さんの感想 · 2007年6月27日]

結婚式当日に花婿に逃げられたスザンナ。そのうえ母の再婚相手に家を追い出され、富豪令嬢からスキャンダルにまみれた文無 し娘へと転落する。未婚令嬢の付添婦としてかろうじて身を立てるが、人違いで誘拐された日から運命が変わる…。逆転逆転また逆転。スザンナがおっとり令嬢から強気で知的な職業婦人に変わる辺り共感できます。ヒーローのウルフがちょっとなさけないけど。この作者さんの作品は他２冊（「エマと伯爵」「十年目の蜜月」）読みましたが、コレが１番面白かったです。作者さん「逆転」がお好きなようです。