大晦日のシンデレラ (ハーレクイン文庫 199)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
4.20
  • (3)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 9
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596931993

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 大晦日のパーティーでヒロインに一目惚れするヒーローの悩み方が乙女か!と突っ込みたくなる。
    そんなウジウジ悩むヒーローを楽しんだ。
    誰にも本当の自分を見せられないヒーローを理解しようとする明るいヒロインが良い。
    ヒーローとヒロインの立場が逆転していた気もする(笑)

  • 社長ヒーローx天真爛漫ヒロイン

    愛を知らないヒーローがとにかくかわいすぎる!!
    こんなに弱気なヒーローは初めてみたけど
    感情の流れがスムーズでよく理解できるから
    イライラすることもなくただひたすら萌えて読んだ。
    ヒロインのもたらす温もりに触れてから
    自分の心の寂しさに気付く過程がキュンキュンきます。
    ヒロインのプライドをちゃんと思いやったり、
    自分の仕事にも矜持を持っていたりと
    ただ晩生なだけじゃないところがよろしい。
    隠れた名作だと思います。

  • シンデレラのお話は好きじゃないし、王子様も望んでいない。それでも今年最後の夜を、ニコルは精いっぱい楽しもうと決めた。富豪の名士ばかりが集まる、社交クラブの大晦日パーティ。裕福な夫を見つけなさいと親戚夫妻が失業中の彼女を誘ったのだ。まもなく年が明けるころ、ニコルは一人の男性を紹介された。アンドルー・コルトン・タイラー三世。大企業の社長だという。見るからに洗練された彼は、社交辞令かニコルをダンスに誘う。やがてカウントダウンが始まった。3、2、1…歓声があがる。新年おめでとう―その言葉が、アンドルーの唇にかき消された。

    ヒーローのウダウダ加減とヒロインの天真爛漫さがいい感じにミックスされてて良かった。地位も名誉もあるくせに自分に自信が持てないヒーローは珍しいのでは。

全5件中 1 - 5件を表示

ジーナ・ウィルキンズの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×