十二カ月の花嫁 (ハーレクイン文庫) (ハーレクイン文庫 305)

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  • Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596933058

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  • 社長令嬢キャラは父の書斎で言い争う声を耳にして扉を開けた。父といたのは、非情な仕事ぶりで知られる商売敵のヴィンス。最近顔を合わせるたびに、彼女に無遠慮な視線を送ってきた男だ。会社の業績が悪化した父はそのヴィンスから多額の借金をし、今週末の期限までに返済できなければ、会社も家も失うという。なぜか憎しみを目に宿して父を追いつめるヴィンスに、キャラは支払い期限を1年間延期してほしいと懇願した。ヴィンスは彼女の体を眺め回すとうなずき、条件を出した。希望を叶えるかわりに、借金が返済できるまで僕の妻になれと。

    テンプレ契約結婚もの。目新しさはないうえにヒーローの最後の反省が短くて消化不良な感じで残念。

  • 社長令嬢ヒロイン。復讐に燃えるヒーロー。復讐劇の裏側を見れば誤解の中からうまれた悲劇である。敵を追いつめ彼は後悔しまくりだったけど逆に今度はヒロインから恨まれてしまうという悲劇の上塗り。人質契約結婚ながらヒーローの想いが彼女以上に深かったのは意外な展開だったかも。憎しみからは何も生まれないのである。

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