献身 (ハーレクイン文庫 322)

著者 : ヴァイオレット・ウィンズピア 山路伸一郎

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2010年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[raraminさんの感想 · 2017年7月8日]

視力を失った有能な外科医とその事故の原因とされた看護師見習いのヒロイン。
贖罪の気持ちを抱えてヒーローを追って南の島へーー。

憎しみと怒りと愛しさに苦悩するヒーローと一身に愛を捧げたヒロインが光る。

※ハーレクインで訳者が男性？ とちょっと戸惑ったけれど丁寧で美しい訳文でした。

1977年。

[angels9555さんの感想 · 2012年12月16日]

手に取った時、
『薄い（頁数の少ない）小説なんだ。
　読むのに時間かからなさそう。』
と安易に思ったけど...、いや予想外にてこずらされました。

レビューに左右されて
面白い面白くないを判断したくないと思うけど
これはレビューの高さを信用していい作品だった。

なんていうかね、なんていうかね...！！
いい話なんだよ！
映画化出来るよ、全世界が泣いたって銘打てるよ。

他の作品とは一段違うと言って良い程の作品でした。

[mさんの感想 · 2011年9月18日]

オリジナルを読了につき、文庫は正しくは未読。

[Renさんの感想 · 2010年9月6日]

盲目の天才外科医のヒーロー。元見習い看護士ヒロイン。盲目ながら必死に自分らしくいたいと願う彼の生き方は好きだ。彼が盲目になった原因から罪の意識があるヒロインの我慢強さは愛情があるからこその献身だろ。彼も被害者だけど罪をきせられたままの彼女も被害者だよなぁ。なぜあの女が逃げ延びてるんだ？そこが信じられない。そこんとこを追求して解決してくれないからモヤモヤ感が残ってしまった。

[ちゃあさんの感想 · 2010年8月26日]

初版R-98
1983年HQ-クラシックス(C24)

コミックス版も読んでみたい。