パピー、マイ・ラブ (HQ comics タ 2-2)

著者 : 高山繭 サンドラ・ポール

• ハーパーコリンズ・ジャパン (2009年10月1日発売)

感想・レビュー・書評

[チムさんの感想 · 2012年4月15日]

愛犬訓練所を経営するジュリーの元に、イタリアンマスティフと大がらな男性がやってきた。訓練所の基礎コースで問題児なふたりなのだという。マスティフ犬パピーの再訓練を説得するはずが、なぜか飼い主ルークのゲストハウスに住み込むことになったジュリー。ジュリーとルークのどちらがアルファになれるのか。

犬好きな人だったらおそらく好きになる話ではないかと思います。章の初めに差し込まれる専門家の格言。ルークではなくパピーに目を向け、パピーのためにルークとの同居を決めるジュリー。心の底から犬好きであることが感じられます。
漫画家の方の表情の描き分けがすばらしい。笑えて泣ける作品です。

[katamaridamacoさんの感想 · 2011年6月8日]

ロマ度やハーレらしさは低め
とにかく犬がいい味出してる!!
原作もおもしろかったけど、その良かった部分をちゃんとマンガらしく表現していて、きっとご本人も犬好きに違いない。

[怠け蛙さんの感想 · 2009年12月13日]

ずらりと並ぶハーレクインコミックス。その判で押したような流れから少し突出しているのが高山さんの漫画だと思う。外国のベタな（もちろんけっしてベタが悪いというわけではないが、）ハーレクイン小説の漫画化を、自分の個性を出しながら行っている。受験終わったら読もう・・・