この夜を永遠に (お手ごろ文庫) (ハーレクインSP文庫 149)

  • ハーパーコリンズ・ジャパン
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  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784596993496

作品紹介・あらすじ

男性の目を引くセクシーな容姿が、セリーナには悩みの種。
軽い女に見られるが本当は奥手で、目立たないように生きてきた。
ある日、彼女が働くレストランに、ビジネスマン風の客が訪れた。
ハイスクール時代の憧れの先輩、アーロン・キングズリー!
17歳の頃、酔った少年たちに絡まれ、助けてもらったことがある。
あれからずいぶん経つけれど、私をまだ覚えているかしら?
昔どおりの魅力の上に、成功した者特有の雰囲気をまとった彼は、
セリーナに気づくと興味深そうに彼女の全身を眺めまわした。
彼も他の人と同じね――セリーナは失望を隠して接客するが……。

感想・レビュー・書評

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  • ☆3.5

    レストランのカクテル係のヒロインは、客として高校時代の憧れの先輩であるヒーローと再会する。
    美しい容姿と魅力的な体つきをしているため男性に軽く見られるが本当は経験に乏しく奥手なヒロインは、憧れの人が自分を他の男性と同じような目つきで見ることに失望するがーー。

    『噂のブロンド娘』の改題。(←こちらの方が分かりやすくて良いな)
    自分の容姿のせいで「ふしだらだ」と決めつけられ親に勘当され(?)若くして1人で生きてきたヒロインがいじらしく可哀想…。
    なかなかヒロインを曇った目でしか見ないヒーローもめんどくさいのだが本当にこんなに自分を愛してくれている素敵な女性を捕まえられたなんてヒーローは「ラッキー」な男だなと。
    ヒロインの愛が報われて良かった。
    ハイスクール時代の憧れの先輩、容姿とギャップのある内面のヒロインと設定に萌える。
    ヒロインが自己犠牲的でいい子すぎるなとは思ったけれど、お互いに傷ついた過去について話し合えたときには涙してしまった。

    ミランダ・リーも作品によるけど読みやすくて、この作品はツボにもハマって面白かった。

    Asking for Trouble 1991

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