- Amazon.co.jp ・本 (265ページ)
- / ISBN・EAN: 9784620316765
作品紹介・あらすじ
慶応大学佐藤雅彦研究室が送る、iモードと新聞メディアを用いた新しいプロジェクト「日本のスイッチ」。参加者総数なんと216万人。今まで誰も知らずにいた日本の真の姿が、ここに明らかに。毎日新聞の好評連載、待望の単行本化。
感想・レビュー・書評
-
非常に面白い企画と思います。
こうしたものを読むと、さすが慶応大学!という感じです。
隈研吾研究室の直島アートスペースの企画など、やはり慶応大学、さすが慶応大学。
不幸にして、私はこの企画当初にこの本の存在を知らなかったのですが、知っていさえすれば、もっともっとこの本を楽しむことができたのだろうと思います。
確かに読んでいて面白いです。思わずうなってしまう感じ。
しかし、時事問題がメインテーマですから、今読むとちょっと?な印象はあります。
ケータイもいろいろなことができるようになって、どんどん新しい分野が開発されています。これからも進化し続けていくのでしょうね。
なんだかすごいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ブックカバー企画で知った一冊。アマゾンで買ったけど、20年近く前のことだから、ちょっともったいなかった。当時、読んだら画期的だったんだろうな。でも、編集に関わっている人が2人もいたのは驚き。
-
iモードが主流だった15年前にタイムスリップ。二者択一に注目しがちだけれど、佐藤さんの 質問の仕方 がすごい勉強になる。poll機能が色んなところについてきた今、また同じような質疑応答がされたら面白そう。
あと、個人的に表紙の ko(慶応)がすき。笑 -
毎日新聞での携帯電話を使ったアンケート結果をまとめた本です。質問を通じて人びとの無意識を見えるかたちにする狙いで始まった企画ということで、「言われてみると確かにそうだよね」と思う質問がとても多いです。
その面白い例を紹介すると、
・松井のニュースを見終わって、ヤンキースの勝敗
おぼえてる 21%, おぼえてない 78%
・最新兵器を解説する軍事評論家の人たちの印象は
心配そう 15%, 生き生き 85%
(毎回2万人から3万人強が参加しています)
他方で考えさせられる項目もあります。たとえば、
・世界で人気、日本の『おたくアート』あなたは
理解できる 28%, 理解できない 71%
これ、いまやったら6:4ぐらいにはなるんじゃないかなと思います。
新聞でありながら新聞らしからぬ質問が多いのがまた面白いですね。こうしたところにも新聞の新しい在り方があるような気がするのですが……。 -
ピタゴラスイッチの人の本です
この人の物を考える切り口がとても好き
これは「日本のスイッチ」というタイトルの、
毎日新聞で実施した、携帯でのアンケートをまとめたもの
2択で、それぞれが何パーセントかが出るのですが、
質問も政治の話から、突拍子もないものまでさまざま
意外な世相が見れておもしろいです
実際にアンケートを集めていたのは
かなり前ですが、今やってたら絶対参加しただろうな〜 -
今、同じような企画があったら参加してみたい。
-
2014年5月24日
レイアウト・装丁/石川将也(佐藤雅彦研究所)
新聞紙面・モバイル画面デザイン/山本晃士ロバート(佐藤雅彦研究所)
イラスト(p.230)/林原摂子 -
2013年のアンケートで10年後のことを聞いていてニヤリ。
でも当時と何が大きく変わったのか分からないです。
ある意味過去のニュースのおさらい・・
当時はニュースとか全然見ない読まないだったから、ちょっと新鮮。
ものすごく過去の事件だと思っていたことが実は10年以内のことだったり・・驚きました。
また復活させてほしい。
そしたら参加したいです -
NHK教育番組「ピタゴラスイッチ」のピタゴラ装置で有名な佐藤雅彦研究室のアンケート式実験。質問の発想がおもしろい。自分の考えは日本人のなかで、少数派か多数派か。2択のスイッチ、どちらを押しますか?(K.M)
-
さらさらっと読んだ。アンケートをまとめた本。
本屋で平積みの本を買うとき、一番上を取る人が多いかそれとも2番目からしたか、柿の種のピーナッツと柿の種はどちらが人気か、など面白く読んだ。(でも古本屋で100えんじゃなければ買わなかったかもなあ。)