持続可能なグリ-ン・ツ-リズム: 英国に学ぶ実践的農村再生

著者 :
  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621077764

作品紹介・あらすじ

「西欧輸入型」から「日本独自型」グリーン・ツーリズムへの展開段階に入ったといってよい現在、日本特有の課題が浮き彫りになってきた。本書はグリーン・ツーリズムの本場英国の事例に学びながら、改めて特殊日本的課題-体験主義の浸透と画一化、規制緩和と品質管理、市場の未形成とわが村意識の強化、行政支援の不整備と個別ビジネス化-を見直し、今後の課題を考察している。そして、ツーリズムを媒体とした、真の意味での日本農村の再生へ向けた実践的な提案を行っている。

感想・レビュー・書評

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  • 当地区でも遅まきながらグリーンツーリズムを模索し始めている。
    都市との対等な関係、経済的な裏打ち、そして何よりも持続可能な運動にしなければ、限界集落の再生はない。

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著者プロフィール

東洋大学社会学部教授。1952年山形県山形市生まれ。東北大学大学院教育学研究科博士後期課程単位取得満期退学。秋田県立農業短期大学専任講師、東日本国際大学助教授を経て、2000年より現職、2009年度より社会学部長。NPO法人日本グリーンツーリズム・ネットワークセンター代表理事。著書に『グリーン・ツーリズム実践の社会学』『持続可能なグリーン・ツーリズム―英国に学ぶ実践的農村再生』(いずれも丸善)他。
農水省の各種委員長や、グリーン・ツーリズムの実践支援に東奔西走し、「農」の多面的価値を踏まえた「協発的発展」の理念をもとに、日本農村の再生を目指す。英国の美しいカントリーサイドに魅せられて、毎年スタディーツアーを企画。延べ200人以上の人々と英国での感動創造物語を体感。本人の夢は、「農のあるライフスタイル」を次世代と都市農村間につなぎ、「成熟した社会」を草の根のネットワークで構築すること。

「2010年 『転換するグリーン・ツーリズム』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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