知っておきたい日本の古典芸能 落語

著者 :
制作 : 瀧口 雅仁 
  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (172ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621304389

作品紹介・あらすじ

歌舞伎・講談・落語・浪曲の代表的演目を再録し解説を付けた小中学生向けの本。小学校で習う以外の漢字にルビを振り,作品のポイント・成り立ち・背景を解説し,難しい言葉や歴史的な言葉に解説を付けるなどの工夫をしたうえで,あえて現代語訳にせず実演を再現したのが類書との大きな違い。実演を忠実に再現したことで臨場感を感じることができ,それが本物の芸能を体験するいざないになる。各演目の冒頭に「作品のポイント」が置かれ,現代の価値観と異なる点や現代でも変わることのない普遍的な人間の気持ちなどが鑑賞の手引きとして解説されている。演目の末尾には「作品の背景」が置かれ,取り上げた演目の歴史的な成り立ちや過去と現在の名演技などが紹介されていて,いずれも小中学生向けに配慮されている。

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著者プロフィール

たきぐち・まさひと
1971年、東京都出身。演芸評論家、編集者。「オフィスぼんが」代表。
恵泉女学園大学、和光大学、早稲田大学エクステンションセンター講師。
現在は、朝日新聞で演芸情報、しんぶん赤旗で演劇評や書評を担当。
ポニーキャニオンや日本コロムビアで落語や演芸に関するCDやDVDの監修を務める。
2019年5月、墨田区東向島の化粧品店だった旧町屋を改築し、寄席「墨亭」として
オープン。
著書に『噺家根問―雷門小福と桂小文吾』(彩流社、2007年)、『平成落語論 12人の笑え
る男』(講談社現代新書、2009年)、『2009東京落語家名鑑』(小学館、2009年)、『落語を観るならこのDVD』(ポット出版、2009年)『落語の達人 - この噺家を忘れてはいけない!』(彩流社、2011年)、『公務員試験文章理解 すぐ解ける直感ルールブック』(実務教育出版、2011年)、『八代目正蔵戦中日記』(青蛙房、2014年)、『本朝話者系図』(国立劇場調査養成部、2015年)、『古典・新作落語事典』(丸善出版、2016年)、『演説歌とフォークソング』(彩流社、2016年)等がある。

「2021年 『講談最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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