原子力工学 原子炉物理学I (東京大学工学教程)

著者 :
制作 : 東京大学工学教程編纂委員会 
  • 丸善出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (122ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621304945

作品紹介・あらすじ

原子炉解析は主としてコンピュータ・シミュレーションによって行われているが,シミュレーション結果の検証や,原子炉で起こる現象を定性的・直感的に理解することは,原子力工学の専門家に求められる重要な能力であり,そのためには,原子炉物理学の基本的理解が不可欠である.本書では,1章で,中性子反応に関る基本概念と中性子の媒質中での移動を記述した中性子拡散について,2章で,中性子の運動エネルギーの変化に関する減速過程について述べる.3章で,原子炉の仕組みと原理を概説した後,1群拡散理論に基づく原子炉解析を,4章で,多群拡散理論による原子炉解析を,5章では構成媒質が非均質な原子炉の解析を取り上げる.6章では臨界からのずれを表す反応度の変化と制御に関する事項を扱う.最後に,7章で,短期的な原子炉の動特性を議論する.

著者プロフィール

古田一雄
東京大学大学院工学系研究科教授。
1981年 東京大学工学部原子力工学科卒業
1986年 東京大学大学院工学系研究科原子力工学専攻博士課程修了、工学博士
(財)電力中央研究所研究員、東京大学工学部講師、同助教授、同大学院新領域創成科学研究科教授を経て2003年より東京大学大学院工学系研究科教授。

「2023年 『安全学入門【第2版】』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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