ついに見えたブラックホール: 地球サイズの望遠鏡がつかんだ謎

著者 :
  • 丸善出版
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (184ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784621305188

作品紹介・あらすじ

昨年春、天文の一大ニュース「ブラックホールシャドウの撮影成功」が世界を駆け巡った。1916年のブラックホールの予測から百年あまり、ついにブラックホールの存在が確認されたのだ。本書は、今回の発表に立ち会った人気天文学者:谷口教授による、その成果とこれからを楽しむための解説本。重力で時空をゆがめるブラックホール。そもそもどんな天体かといった基礎知識から、戦場で発見された歴史、今回の大きな役割を果たした地球サイズのイベントホライズン望遠鏡の取り組みや技術、さらには残された謎にいたるまでを軽快な口調で説明。近年の研究も織り交ぜ、ニュースのその先にも触れることができる。また、今後の発表が待たれる天体についても見どころを紹介。大発見の理由がわかるだけでなく、これからの天文ニュースも待ち遠しくなる一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ブラックホールって観測されていたわけではなかったのか、、!とタイトルが気になり図書館で借りてきた。

    専門用語が多く理解度としてはおそらく1割にも満たないくらいだが、時間をかけて専門家の方々がブラックホールを見る方法を探っていく過程を垣間見ることができた。

    原理くらいまでなら高校物理でもある程度理解できそう。
    高校生のころに読んでみたかった。

  • ついにその姿が捉えられたブラックホール。
    未知の世界への探求心がそそられる。

  • 請求記号 443.5/Ta 87

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著者プロフィール

1954年北海道旭川市生まれ/東北大学大学院理学研究科博士課程修了・理博(84年 東北大学 天文学)東北大学大学院理学研究科助教授(91年).愛媛大学大学院理工学研究科教授(2006)・同大学宇宙進化研究センター長/専攻・銀河天文学/
主な著書:『現代の天文学 第4巻 銀河』(07年日本評論社;共著),『宇宙進化の謎』 (11年,講談社),『宇宙の始まりの星はどこにあるか』(13年,角川新書)

「2017年 『銀河宇宙観測の最前線』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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